アトピー性皮膚炎の改善にCBDという選択肢?アトピーとストレスの関係性

2022.4.11

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廣瀬さやか ( 腸活&内観力アドバイザー )

腸活&内観力アドバイザー。「心と体がほぐれ、開放されていく心地よさを伝えたい」「自分は何のために生きているのか「天命」を考える大切さを伝えたい」そんな思いから、ヨガ、腸活、内観力を高める「心身のバランスを整える」講座を開講中。

ストレスフルな毎日、色々な外的要因で私たち現代人は「真から元気!」と言える方が残念ながら少ないように思います。
ちょっとした不調から多くの病の改善に、と注目を集める「CBD」について、賢く理解し生活に取り入れるヒントをお送りするシリーズ、第3弾。
今回は、お悩みの多いアトピーに関して漢方薬剤師の方にお話を聞く機会がありましたので、アトピーとCBDについてお伝えしてまいります。

アトピーとストレスの関係性

アトピーの原因は免疫の乱れ、腸内環境の乱れによる腸内壁の傷などで発生しやすいという認識が世の中でも深まり、「腸活」も良く耳にするフレーズになってきました。
腸の内壁が傷つき、その傷から食べ物などが入り込み「異物」と勘違いしてしまい、植物性のアトピーなどが出るという考え方もあり、腸を整えることの大切さが重視されていました。
もちろん腸内の環境も大事なのですが、先日、薬剤師の先生にアトピーに関するお話を聞く機会があり、アトピーは腸の乱れだけでなく考え方の癖、そしてストレスに非常に関係性が深いことをお聞きしました。

アトピーとは「奇妙な」もの

アトピーという語源は、「特定されていない」「奇妙な」という意味のギリシャ語の「アトポス」に由来しています。なぜか発生する肌の異常。
ステロイドなどを服用したり、塗布することで、痒みや肌荒れを食い止める場合が多いのですが、その副作用や、ステロイドを停止した途端に生じる「耐えられない痒み」が苦しいと多くのアトピー持ちの方はおっしゃられます。

このアトピーでは「子供」と「大人」とで根本的な原因が異なるということでした。

【子どものアトピー】

ご両親によるストレス、愛情をもらえているはずでも、「愛情をもらえてないという感情」や「親の心配しすぎる性格」からストレスを感じ発症していることが多い。
改善策

愛情をしっかりと与える。

愛していることをしっかりと伝える。

心を整えていく。

【大人のアトピー】

自分の意識、自分を自分で傷つけている状態で起こることも多い。

改善策

①他者からのストレスが原因の場合
→脳の伝達システムを整える(心の安定)CBDサプリや瞑想を導入

②自分の考え癖が原因
→まずは免疫バランスを整えること LPS等免疫ビタミンなどを取り入れる

③胃腸の乱れが多い
→食事を気遣う 腸内環境を整える
(食物繊維を多く、温かい水分の量を増やす、胃腸を休める)

 

考え方の癖、ストレスケアにCBDをプラス

考え癖、自分を否定し認められないなど、自分を傷つけてしまいがちな思考がある場合、アトピーは起こりやすいといわれています。最近はHSP(繊細さん)という言葉が出来るほど。

考え癖が免疫バランスを崩してしまうことが分かると、モノの見方を変え、自分のエネルギーを満たすことが大事だと気づかされます。

考え方の癖や、他者が気になるという性格は、すぐには変えられるものではありません。そんな外からのストレスケアにCBDが助けになってくれます。

また、CBD自体は抗炎症作用もあるため、実際の痒みを感じる箇所に塗ることで症状改善も期待が出来きるといわれています。

 

皮膚にはCB1受容体とCB2受容体という、体の司令塔が正しく機能するために必要な栄養素を受け止める箇所が細胞に多数存在しています。

それだけでなく、私達の体が自然に産生する内因性カンナビノイド(体内で作られるCBDと似た成分)、アナンダミドと2-AGは、脳内で精算されるものと同じ濃度で皮膚でも産生されます。

 

要するに、脳内で産生される体を整えるのに必要な成分と同じものが、皮膚上でも出ているということ。

皮膚から体を整えるのに必要な成分との類似成分CBDを「塗る」などして吸収させることで、皮膚の炎症(通常と異なる状態)を回復しようと脳へ働きかけていく力が強まっていくような、そんなイメージができます。

エンドカンナビノイドシステムは皮膚においては毛包、皮脂の分泌、汗腺、その他さまざまな機能を調整しています。

カンナビノイドは皮膚疾患の治療に非常に有効で、とりわけCBDは様々な皮膚疾患の治療に有望であることが示されています。

欧米での様々な研究では、CBDには抗酸化作用、抗炎症作用、高糖化作用、鎮痛作用、神経保護作用といった効果が認められています。

こうした科学的研究の積み重ねによって、CBDがアトピーの発疹や痒さ、それに伴う精神的ストレスの緩和に役立つという医療的価値の裏付けが示されつつあります。

ある研究ではCBDが、太陽光や化学薬剤によって引き起こされた皮膚の酸化ストレスから、表皮を形成するケラチン生成細胞を保護する働きを示すことが分かっています。

アトピーによる痒みの原因は過剰に分泌されたヒスタミンにあるのですが、カンナビノイド受容体の反応によって、このヒスタミンの働きが抑えられます。また、カンナビノイド受容体の働きによって、皮膚のバリア機能の改善が見込まれます。

皮膚のバリア機能の低下から起こり得る、アトピー性皮膚炎の合併症に対しては、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌への活性があることが分かっています。

実際にイタリアでは、アトピー性皮膚炎に悩む患者に対してCBDクリームの塗布実験が行われ、大幅な改善が見られたという報告もあるようです。

 

【参考資料】

カンナビジオール(CBD)事前審査報告書
世界保健機構(WHO)・薬物依存に関する専門委員会(ECDD)第39回会議

Cannabidiol protects keratinocyte cell membranes following exposure to UVB and hydrogen peroxide(カンナビジオールはUVBおよび過酸化水素への曝露後のケラチン細胞膜を保護する)
著者:S.Atalay他

このように、皮膚の炎症にとって、CBDがその症状緩和に役に立つことが研究や事例で分かってきています。

CBDは、ナチュラルな成分。

麻という日本人にとってとっても身近な植物から取れるエッセンスです。

 

【CBDについては、こちらの記事をご参照下さい】

植物の恵みCBDとは?現代人にとって欠かせない麻の魅力

 

CBDが当たり前のように私達の日常に「常にある存在」となる日も遠くはなさそうです。様々な不調を感じる方々にCBDはとても助けになる存在です。
麻から取れるCBDですが、麻が日本人にとって、とても深い関係がある植物の一つであるという点を、また詳しくお届けしたいと思います。
\CBDを生活に取り入れたい方、CBDを健康関連のお仕事に導入されたい方へ情報を発信中/

廣瀬さやか のプロフィール

廣瀬さやか

1984年佐賀県生まれ。現在福岡にて活動。

心と体がほぐれ、開放されていく心地よさを伝えたい。
自分は何のために生きているのか「天命」を考える大切さを伝えたい。

そんな思いから、ヨガ、腸活、内観力を高める「心身のバランスを整える」講座を開講中。

アメリカ留学、NPO法人にて生活困窮者支援を経験し、マイノリティーとは何か、自分とは何か?生き方やお金、幸せについて、自己探求が始まる。

家族の鬱、癌による死別を経験し、命や魂、日々の生き方を見つめていく機会を多くの方に持って欲しい、そんなきっかけになれば、という思いから、鬱や癌の予防、改善に役立つものとしての「CBD」や「健康」「生き方」「考え方」について情報を発信。

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