風の時代を「統合医療」とともに! ~わたしのアーユルヴェーダ治療体験~『自然治癒力を引き出す統合医療で、心も体も魂も健やかに(連載第4回)』

2022.7.15

  • twittertwitter
  • facebookfacebook
  • lineline

朴澤博美(ほうざわひろみ) ( 自然療法家 )

健康をトータルコーディネートする統合メディカルケアで新しい医療のカタチを提案する統合メディカルケアセンターTree of Life センター長、自然療法家・呼吸家・ホリステックスピリチュアリスト。

今回のパンデミックで、医療従事者は本当に大変な思いをして治療にあたりました。

今までと生活様式も変わり、健康であることの大切さを誰もが実感したのではないでしょうか?

ワクチン接種をしたのに罹患して、治るまで時間がかかったり、一方、罹らないよう予防するという意識も芽生えています。

免疫力アップのためにビタミンCやビタミンDを摂ることもポピュラーになり、自分の身は自分で守る 自然治癒力を高める時代へシフトしてきたと思うのは私だけでしょうか?

今回は、お薬大好き人間で、西洋医学しか知らなかった私が自然治癒力を体感し、自然療法を学ぶきっかけになったトータルケアの「アーユルヴェーダ治療」についてお話します。

 

WHOがインドに「伝統医学グローバルセンター」を設立

インドには、元々「伝統医学省Ministry of AYUSH)」があります。

AYUSHは、「Ayurveda」Yoga」Unani」Shiddha」Homeoparhy」の頭文字をとった略称です。

Ayushは、サンスクリット語で「長寿」「再生・復活」という意味があり、伝統医療を現代でも大切にしていることがわかります。

この "Ayush" の頭文字のうち、これからご紹介する「Ayurveda(アーユルヴェーダ)、ムスリムの伝統医療「Unani(ウナニ)」に、「中国医学」を加えたものを「世界3大伝統医学」と呼んでいます。

"Ayush" の頭文字のうち、「yoga」を除いた残り二つ。

その起源を1万2千年前から6千年前まで遡ることが出来る、最も古いとされる南インド・タミルの伝統医療、「Shiddha(シッダ医学)」。

ドイツで250年前に生まれた、補完代替医療の一つ「Homeopathy(ホメオパシー)」。

と、なります。

 

インドの病院は、西洋医学の棟とアーユルヴェーダ医学の棟と2つに分かれている所もある、とインドのアーユルヴェーダドクターに聞いたことがあります。

西洋医学のメディカルドクターと同様に国家資格を有するアーユルヴェーダドクターがいて、症状に応じて治療を選択できるシステムです。

そんな中、2022年春 WHO(World Health Oganization : 世界保健機関)がインドのグジャラート州に「WHO 伝統医学グローバルセンター(WHO Global Centre for Traditional Medicine ; GCTM)」を設立することが決まりました。

世界中の伝統医学の潜在能力を活用し、人々と地球の健康を向上させることを目的とされています。

伝統医学に関するエビデンスやデータを蓄積して、西洋医学の得意なところと補完医療としての伝統医学のよい点のコラボレーションができたら、世界はもっと健康になるのではないかと常に思っています。

まさに風の時代の流れは、医学界にも変革が起きるのでは?と密かに期待しています。

 

西洋医学と統合医療

日本でアーユルヴェーダといえば、リラクゼーションを主体としたゴマ油を使ったマッサージを思い浮かべるかもしれません。

しかし、本格的なアーユルヴェーダは、マッサージだけではありません。アーユルヴェーダは医療です。

インドのアーユルヴェーダドクターからは、眉間の「第三の眼」にオイルを垂らす「シロダーラ」という治療は、ポイントを外すと大変危険なもので、ちゃんとしたアーユルヴェーダ医師の元で受けるべきだと聞いております。

 

さて、ここで西洋医学と統合医療の考え方の違いを、比べてみましょう。

 

西洋医学の場合

西洋医学は、心身二元論。心と体は別という考えです。

病気の原因がどの臓器、どの細胞。どの分子、どの遺伝子によって起こるかを探し、その原因を治療します。

患者さんを診ることはなく、「病気」を治そうと考えます。

 

統合医療の場合

私たちは単なる臓器の固まりではありません。

ハード面の身体があり、ソフト面の免疫、栄養、ホルモン、自律神経や心、そして生命エネルギーの源、わかりやすくいえば、「ボディ」「マインド」「スピリット」の3つが一体となって人間であるととらえることが、統合医療の考え方です。

身体の健康に加え、目には見えない「」と「精神(霊性)」、を含めた視点で人間を診ていく医療を「ホリステック医療」といいます。

 

「統合医療」とは

統合医療は、科学的な近代西洋医学と補完医療、伝統医学などを統合した医療です。

アメリカの「国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health : NCCIH)※」では、統合医療は「従来の医学と安全性と有効性について質の高いEvidenceが得られている補完医療との統合した療法」と定義付けられています。

※)NCCIHは、アメリカ合衆国保険福祉省衛生局の国立衛生研究所に属する国の機関

https://www.nccih.nih.gov

西洋医学を否定することなく、アーユルヴェーダのような伝統医学を含む補完医療(ホリステック医療)を取り入れて、各々の得意分野を生かしつつコラボレーションで治療を行う理想的な医療を「統合医療」といいます。

 

本格的アーユルヴェーダ治療とは

西洋医学ではどうしようもなかった私の体調不良が、インドのアーユルヴェーダ治療に出会い、人間に本来備わっている自然治癒力が発揮されて、みるみる改善しました。

この治療体験にすごく感動したことが、今、自然療法家として活動している原動力になっています。

その当時は、初めての医療を体験し、予想もしない変化が起こったことで、とても衝撃を受けました。

 

アーユルヴェーダは、4000年以上前から「Vedaヴェーダ:聖典)を元にした治療体系として確立されています。

その治療体系こそ、現代が必要としている統合医療そのものだといえます。

アーユルヴェーダでは、心・身体・魂のバランスを回復することを目指しています。

Veda聖典では、人生は、潜在能力を発揮し、イキイキ暮らすことこそ意義があるものといわれていますが、その土台になる健康状態がよくなければ豊かな生き方は難しいのです。

アーユルヴェーダは、健康で幸福な状態を維持し、精神、知性、自己の自然治癒力を高めることを目的とする医療です。

具体的には、3つのドーシャとよばれる体質に応じて健康へのチューニングをしていきます。

多岐に渡る問診や脈診、マッサージ、ハーブ療法、チャクラ、食事療法、ヨーガ、呼吸法、瞑想、マントラ、インド占星術や宝石治療、カルマ、ホメオパシー、マインドセット、ライフスタイルの提案などまさにトータルケア=統合医療なのです。

アーユルヴェーダの哲学は、「人間の健康は、宇宙や自然のリズムと結びついている」ととらえる壮大なものなのです。

 

 

アーユルヴェーダ体験のお話会のご案内

723日に、ZOOM DE アーユルヴェーダなお茶会】開催します。

【日時】2022723日(土)10:3011:30

【参加方法】ZOOM

【参加費】1,100

【ナビゲーター】
朴澤 博美(ほうざわひろみ)

【お申込み】https://coubic.com/-tree-of-life/975572

【詳細】https://tree-of-life.jp/blog/2022/06/22685/

*申込締切:7/23(土)8:30まで

みなさんにお目にかかるのを楽しみにしています。

スリランカ・アーユルヴェーダリトリートについては、また別の機会にお話しします。

【参考動画】

統合医療について

「5分間の呼吸瞑想」

朴澤博美(ほうざわひろみ) のプロフィール

朴澤博美(ほうざわひろみ)

―誰もが本来持っている“自分を癒す力”を手に入れて、幸福感のある健康で輝いた生き方を−

健康をトータルコーディネートする統合メディカルケアで新しい医療のカタチを提案する統合メディカルケアセンターTree of Life センター長、自然療法家・呼吸家・ホリステックスピリチュアリスト。

宮城県仙台市生まれ。

東日本大震災3.11の1ヶ月前、杜の都 仙台にて医師である夫と朴澤耳鼻咽喉科・統合メディカルケアセンターTree of Lifeを開院。

当時全てのライフラインがシャットアウトされ、薬の供給もストップとなり、多くの患者様がパニックになった時に、自然療法が大変有効であった経験から、これからの心の体の健康には、西洋医学だけではなく、優しく補う自然療法などのホリステックな補完医療が大切であることをセルフケアセミナー、講演などで伝え続けている。

自然療法、予防医療、セルフケア講座、コロナ禍からオンライン化を推進し、日本全国、海外在住の日本人の方の医療相談なども行う。

また医師が薦めるセルフケアオンラインショップ、自分でセルフメディケーションの出来る人を育成するセルフケアオンラインスクールなどを行っている。

東京でコンピュータメーカ(アップルコンピュータ等)のハードな仕事で心身の体調を崩し、インドアーユルヴェーダドクターとの出逢いで自らの自然治癒力を体感。

心・体・魂が健康であることでスピリチャリティも高まる経験から、悩んでいる多くの方に“自らの癒す力”を伝えたいという想いで自然療法家の道を歩む。

また、ストレスフルの時代、多くの方が呼吸が浅い・速い・止まっているからくる心身の不調をシンプルな呼吸法指導で自律神経改善し、幸福感を取り戻す呼吸の大切さをお伝えしている。

このようなバックグランドから、心身の健康を取り戻すサポートをお子様から男女・年齢問わずプロフェッショナルメンバー医師と医療スタッフと共にケアを行っている。

担当:
―ホメオパシ−治療
―自律神経改善プログラム
―カウンセリング・コンサルテーション(スピリチャル可)
―元Tree of Life Radioパーソナリティ
―全体統括

【自然療法家】
○ホメオパス(School of Classical Homeopathy Physicians)
○アロマテラピーアドバイザー
○呼吸家(呼吸家 加藤俊朗に師事、マインドフルネス呼吸法講師、古典ヨーガ呼吸法講師)
○マインドフルネス健康指導士
○インドJeevananda Yoga講師
○チベット体操インストラクター
○直傳靈氣ヒーリング施術者
○ファスティングインストラクター
○日本ホリステック医学協会会員・ホリステックヘルス塾インストラクター
○スリランカ アーユルヴェーダリトリートツアー−など各種セミナーオーガナイザー

▶CD・ダウンロード版『呼 吸 Breathing』リリース
https://store-tol.com/?pid=165010640
▶『5分間の呼吸瞑想』無料動画リリース
https://koji-hozawa-md-s-school.teachable.com/p/breathing2
▶院長 朴澤孝治・著『花粉症は治る病気です』
https://amzn.to/3wEHl23


HP→ https://tree-of-life.jp
Facebook→ https://www.facebook.com/HMC.Tree.of.Life
instagram→ https://www.instagram.com/hozawa_ent/


おすすめ関連記事

2022 02/04

【AGLA公式チャンネル更新】「目の使い方」を意識して、不調を改善!『なりたい自分になるための、フェルデンクライス(連載第19回)』

2018 11/14

日本ではタブー!?欧米では主流の【スピリチュアルヘルス】ってどんな健康法?