2019.2.18
【学んで使おう東洋医学のツボvol.2】今すぐ使える、冷え性に効く4つのツボ

さむ〜いこの季節…冷え性辛いですよね。
冷たいだけならまだマシ!痛い!感覚がない・・・
寒い季節には必ずこんな悩みが出てきます。
東洋医学から見た、冷え性とは…
「脾」と「腎」の陽気が不足していると熱を作り出す働きが低下し、全身が冷えやすくなります。冷え以外に特徴として
・食欲不振
・疲れやすい
・下痢
・腰膝の軟弱化
・むくみ
…などが挙げられます。
「肝経(かんけい)」という経絡は血液の調整を行っているところなので上記の2つに加え、ここもおさえておくと良いでしょう。
冷え性に効く4つのツボ

1:三陰交(さんいんこう)【脾】
内くるぶしから指4本分あがったところ。すねの骨の際。3つの経絡が交差するところでもあり、重要なツボ。冷え症だけでなく、女性特有の疾患などにも有効。
2:太谿(たいけい)【腎】
内くるぶしとアキレス腱の間。触ると拍動を感じるところ。体内の水分代謝のバランスを良くするツボで、冷えや足のむくみに効果的。 顔の黒ずむ人やシミなどにも良い。
3:太衝(たいしょう)【肝】
足の親指と人差し指足の甲へ向かってなぞってぶつかるくぼみのあるところ。血液のめぐりを改善するツボ。ストレスにも効果的。
4:関元(かんげん)【任】
おへそから指4本分下。おへそと恥骨の間にあり,東洋医学では心身の活力の源である気の集まるといわれているところ。関元は任脈というおなかの正中線を通る経絡にある。
ツボ押しの基本とタイミング
STEP1:リラックスした状態でゆっくり息を吐きながら3秒かけて垂直に押す
STEP2:3秒押したまま
STEP3:ゆっくり息を吸いながら3秒かけて圧を抜いていく
これを10回ほど繰り返します。
押しているところを意識するとより効果的です。関
お風呂上りにマッサージをするのが効果的です。
ツボ以外で冷え性に効果的なことは?
手先足先などにある毛細血管は増えたり減ったりします。
なかなか運動する時間がないという方は、胸の前で腕を交差するような動きや、もも上げを少しやってみましょう。大きな筋肉を使うとそれだけ血液のめぐりが良くなります。
これからの季節を乗り切るために…
これらポイントを押さえて、年末年始、またこれから更に寒くなる季節を乗り切りましょう!
AGLA編集部 のプロフィール
心と体を調える 女性のための新感覚スピリチュアルメディア編集部。