【学んで使おう東洋医学のツボvol.4】1週間の疲れを総決算。肩こりに効く4つのツボ!

2019.2.20

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AGLA編集部

心と体を調える 女性のための新感覚スピリチュアルメディア。

毎日朝から夜までデスクワーク、ひたすらパソコンとにらめっこ。
お昼過ぎには首や肩がガチガチになって重だるい…少し首を回してみたり、腕を伸ばしてみたりして、なんとなく多少楽になってまたパソコンへ向かう… 

こんな経験、ほとんどの方が毎日のようにされていたのではないでしょうか。 

今回はデスクワーク、パソコンとにらめっこしていた時間が多い方がおさえておくと良い、簡単に使える肩こり対策おススメのツボを、筋肉とその作用と共にお伝えしたいと思います。
1週間で溜まった疲れはササっと癒やしましょう!

肩こりとは

 

「こり」がなぜできるのか、みなさんそれぞれのイメージがあるかと思います。 

・姿勢が悪い 
・運動不足 
・血が通っていない 
…など、どれも正解の1つだと思います。 

ただ、これだけだとなぜ姿勢が悪いと、なぜ運動不足だと「こり」ができるのかが分かりません。 
中身を知るために、もう少し細分化していきましょう。 

姿勢不良、運動不足が続くと... 

1.筋肉の緊張、柔軟性の低下 
2.筋肉が血管・神経を圧迫 
3.血液の流れが悪くなる 
4.老廃物がたまり、発痛物質が出てくる 
5.痛み 
6.自律神経にも影響を与える(ストレス) 
7.交感神経が優位になる 
8.痛み、不快感 
9.さらに筋肉が緊張、血管収縮 

こういった順番で負のスパイラルにはまっていきます。
これらのどれかを遮断できると、負のスパイラルから抜け出す道ができてきます。

肩こりに効く4つのツボ

肩こりに効く4つのツボをご紹介します。


1:手三里(てさんり) 
肘を曲げたときにできる横じわの外側の端から、手の方向に指3本分のところ。
長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)という筋肉にあるツボ。 
この部位の作用:手首を反る、指を伸ばす動き。
パソコンを使うときなどに酷使する。 

2:風池(ふうち) 
耳の後ろにある骨と後頭部中央にあるくぼみとの中間。
頭板状筋にあるツボ。 
この部位の作用:首の伸展(上を向く動作)、回旋、側屈。
デスクワークなどで首が前に出ているときにふんばってくれている。 

3:肩外兪(けんがいゆ) 
肩甲骨の内上角。肩甲挙筋という筋肉にあるツボ。 
この部位の作用:肩をすくめるような動きをする。
不良姿勢からなる肩こりの多くは、この筋肉に重だるさや痛みを感じる。 

4:中府(ちゅうふ) 
鎖骨の下のでっぱり(烏口突起)から指一本分下のところ。
小胸筋にあるツボ。 
この部位の作用:腕を前に出す動作。デスクワーク、パソコン等では必ず使われる。
猫背、肩が内側に巻くような状態になる。

原因を見つけよう

・運動はしている 
・ストレッチはしている 
・お風呂に浸かるようにしている 

といった具合に、みなさん大体何か1つはやっていることが多いです。 

しかし、「こり」 というのは色々な要素が組み合わさって感じるようになります。
よって、様々な角度からアプローチする必要があります。 

例えば、猫背が原因で肩こりを感じている人に、いくらマッサージをしても猫背が改善されるわけではないので、ただマッサージするだけでは肩こりがよくなることはありません。 

根本からアプローチするには、猫背になっている原因、 

・どの筋肉が固まっているのか 
・どの筋肉が使われていないのか
 

「それ」 をみつけて 「そこ」 をアプローチする必要があります。 

マッサージだけでなく、ストレッチ、運動、…など、原因に合わせて組み合わせてアプローチすることで、ようやくスタートラインに立つことができるのです。 

原因を見つけることが非常に大切です。 

(医師監修済み)

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心と体を調える 女性のための新感覚スピリチュアルメディア編集部。

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