日本ではタブー!?欧米では主流の【スピリチュアルヘルス】ってどんな健康法?

2018.11.14

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AGLA編集部

心と体を調える 女性のための新感覚スピリチュアルメディア。

WHOでも議論された、注目の概念


スピリチュアルヘルスとは、体とは異なる次元の心の奥深い部分の健康を目指すことを意味しています。
1999年のWHO(世界保健機構)の総会では、体の健康、精神的な健康、社会的な健康という3つの柱に加え、4つ目の柱としてこのスピリチュアルヘルスを追加すべきではないかという論議もなされたことがあるほど話題になった概念です。
最終的には可決されなかったものの、世界的に注目を集めています。

具体的には、どんな方法があるの?


主に宗教や瞑想、オルタナティブ・メディスン(漢方やアーユルヴェーダ、ヨガ、アロマテラピー、気功などを含む代替医療)やヒーリングなどを用いて、「魂の健康」を取り戻すという試みが行われています。アメリカでは特にヨガや気功などが若い層にも人気を集めているようです。
また専門誌では、より多方面から健康的に生きる、ということを考えさせるような、家族関係・親子関係などに踏み込んだコンテンツも多く紹介されています。

日本ではスピリチュアルはタブー? 


現在の日本では、若い健康な人に対するスピリチュアルヘルスの紹介というのは、アメリカほど盛んではないように思います。
もちろん、ヨガやアロマテラピーなどを生活に取り入れている方は多くいますが、そのほとんどはリラクゼーションやエクササイズを目的としており、あまり宗教・瞑想・魂といった言葉は使われていません。むしろ、タブー視されているような感じもします。
いっぽうで、医療現場では末期がん患者や、そのご家族を対象に、緩和医療・ターミナルケアの一環として「スピリチュアルヘルス」が取り入れられている例があり、気持ちの安定や生きる意味・目標を取り戻す上で大きな成果を上げているようです。

最後に医師から一言 


社会のシステムが複雑化して、迷いが増えがちな現代人。若い方にもこういったスピリチュアルヘルスに対する意識が高まり、みんなが幸せに生きられる世の中になるといいですね。


(医師監修済み)

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