2020.12.1
今が旬!風邪予防にもおすすめ「冷めても美味しい“レンコンバーグ”」〜『心と体を調える簡単ヴィーガン食養レシピ(第一回)』

はじめまして。香港在住のヴィーガンフードコーディネーターのAllyです。
今回から「AGLA」の読者の皆様へ、心と体を調えるヴィーガン食養レシピをご紹介いたします。
毎回、レシピの中で使う材料の豆知識も加えてご紹介できればと思うので、楽しんでいただけると嬉しいです!
「AGLA」でご紹介するレシピの記念すべき第1回は何にしようかと家族に相談したところ、家族みんなのイチ押しがこの料理でした。
テーマは、動物性不使用でグルテンフリー。
そして私の得意とする "簡単&調味料&材料が少ない!"というところがラクチンで、よく我が家の食卓に登場する料理です。
下味も付いているので冷めても&お弁当にもピッタリです。
ぜひ試してみてくださいね。
「グルテン」とは、小麦などの穀物の胚乳から生成されるグルテニンとグリアジンの2種類のタンパク質に水分を加えてこねることで、これらが網目上に結びついたもの。「グルテンフリー」とは、この「グルテン」を含む食品を摂取しないことをいいます。
元々、「グルテン」に対する免疫反応が引き金となる遺伝性の自己免疫疾患「セリアック病」患者の食事療法でしたが、腸内環境の改善が叫ばれる昨今、一般にも広く浸透しています。
今が旬!風邪予防にもおすすめ「冷めても美味しい“レンコンバーグ”」
11月から2月頃まで旬の蓮根は、ビタミンCが豊富で消炎作用や収れん作用があるので風邪を引きやすい冬にはオススメの野菜です。
ビタミンCの他、カリウムや植物繊維、ポリフェノールなどが含まれています。
自然療法でもよく使われるお野菜です。
冷めても美味しい"レンコンバーグ"の材料
長ネギ・・・半分
醤油・・・大さじ2
片栗粉・・・大さじ3
ごま油・・・大さじ1
お好みで あおさ・・・小さじ1/2
【タレ】
蓮根のすり下ろした時にでた水分
醤油 お好みで調整してください。
冷めても美味しい "レンコンバーグ" の作り方
蓮根を洗って皮をむき、1/4カットして粗みじん切りにしておきます。
残りの3/4はすり下ろしてください。
その際に水分が出るので、ザルなどで濾して水分を別容器に移しておきます。
長ネギをみじん切りにします。
粗みじん切りにした蓮根、長ネギ、醤油をすり下ろした蓮根とよく混ぜます。
お好みであおさを入れたいときは、このタイミングで入れてください。
片栗粉を入れさらによく混ぜます。
フライパンにごま油をひいて、スプーンなどで一口大強の大きさにまとめて焼きます。
蓋をして中火で5分(焦げる場合は様子を見て中火から弱火) → ひっくり返します。
蓋をして中火で4分 → 蓋を取って弱火で1分。
冷めても美味しい "レンコンバーグ" のタレの作り方
蓮根をすり下ろした時にでた水分と醤油(お好みの量で調整してください)を合わせ、よくかき混ぜてレンコンバーグを焼いた後のフライパンへ。
中火でとろみが付くまで火を入れたら タレの出来上がり♪
蓮根のでんぷんで自然にとろみが付きます。
出来上がり♪
下味が付いているのでタレ無しでも美味しく食べられます。冷めても美味しいのでお弁当にも大好評です。
タレを甘めにしたい方は、お砂糖をお好みで加えて作ってみてください。
照り焼き風のレンコンバーグになります。
これからの時期、スーパーでも新鮮で安く手に入る蓮根で美味しく暖かく
健康に寒い冬を乗り切りましょう!
Ally のプロフィール

ハーブ、薬膳、陰陽五行、季節の野菜を取り入れた料理や、たまにジャンキーヴィーガン料理、世界中の料理をつくる、香港在住・3児の母。
15年以上前より夫や子どもの喘息がきっかけで薬膳、ハーブ、マクロビオティックなど自然食事療法を学び、生活に無理なく取り入れることで夫や子どもの喘息を克服(夫や子どもたちはパートタイムヴィーガン)。
本人のライフスタイルは1日1食ヴィーガン、シュガーフリー、カフェインフリー。全てはエネルギーということを思い出し、日々カラダ、ココロの声を聞く食事やエネルギーとインスピレーションを大切に暮らす。