2022.1.10
細分化される美人ベクトルとメイクの守備範囲『美人をつくる 〜 あなただけのMY STORY(連載第6回)』

前回は「美人コンパス®︎」で表される、8つの美人ベクトルについてご紹介しました。
今回はメイクの守備範囲と、さらに"細分化される27ベクトルの秘密”について迫ってみたいと思います。
前回までのおさらい
「美人の座標」とは、自分のお顔を”印象“と”顔パーツの形状“の2軸に数値化してどういった系統のベクトル(タイプのことです)なのかを調べる地図です。
詳しくは連載第3回の記事をご覧ください。
ベクトルは全部で8つに分かれ、それぞれが印象の特徴と顔パーツの特徴から成る独自の雰囲気(オリジナリティ)を持っています。
詳しくは連載第4回と5回をご覧ください。
ここまでが前回までのおさらいです。
今回は、美人ベクトルをさらに深掘りしていきたいと思います。
お顔を数値化
美人コンパス®︎は、お顔を数値化して理論的かつ客観的に分析をした上で、どんなメイクが似合うか診断するカウンセリングツールです。
「(ただなんとなく、)あなたのお顔は可愛い系だから・・・」とか、「今これが流行っているから・・・」という、フワッとした主観的な判断ではありません。
(診断結果には公認インストラクターである、私の意見や主観は一切入っていないことが大きな特徴です)
診断書を作成する工程においてお顔の構造を一旦数値化する必要があります。そのひとつがこの「美人の座標」なんですね。
数値化される、ということは美人の座標上においても
このように自分の美人ベクトル(座標のハートマークのところ)が「キュート」と「スウィート」の、ちょうど境界線の位置であったり・・・
「リュクス」「エレガント」「フェミニン」の3つにまたがる境界線の位置であったり・・・
また、「クール」「フレッシュ」「エレガント」「ナチュラル」の4つのベクトルが重なる、ちょうど中央であったりと、ベクトルとベクトルの「境界線」にあたる座標上の位置に判定されることもあるのです。
境界線は、隣接する複数のベクトルの特徴を両方兼ね備えた特徴を持ち、独自のベクトルが存在すると考えます。
境界線を入れると、ベクトルは細分化され27もの種類にカテゴライズすることができるのです。
27に細分化される美人の種類
その細分化したカテゴリーを組み込んだ座標が、以下のものとなります。
このように、1ベクトルだけお持ちの方もいらっしゃれば、2ベクトルにまたがる方、3ベクトルにまたがる方、4ベクトルに及ぶ方も実際にいらっしゃいます。
そもそも美人コンパス®︎では女性の繊細なお顔を8つカテゴライズすることは無理がある、でも分類なしでは似合うメイクの判定ができない、というところから分類(分析)が始まっています。
ですので、大分類が8ベクトル、さらにそこから細かく分けると27ベクトル、というふうにお考えくださいね。
ベクトルが1つの方と、複数お持ちになる方とでは大きな“違い”があります。
このように、ベクトルのちょうど真ん中に相当する位置(もちろん多少真ん中からずれていたとしても)に判定される方とではある大きな”違い”があるんです。
メリット・・・印象がはっきりしていて、似合うメイクもわかりやすい。
どちらの方向に舵を切っていけば良いか鮮明なタイプ。
デメリット・・・印象を変えたい時にセルフではなかなか難しい
メリット・・・メイクで様々な印象に変身することが比較的簡単である
デメリット・・・本来のお顔の印象がぼんやりしている
このように、それぞれ良し悪しではない特徴があります。
メイクの守備範囲
さて、ベクトルが1つの方でも複数の方でも、「メイクの守備範囲」という考えがあります。
それは、自分の美人ベクトルから半径3センチの円を描いたときに、円内に該当するベクトルはセルフメイクでの印象の変化がしやすいベクトルです。
例を見てみましょう。
このように、上の例だと自分の美人ベクトルは「エレガント」ですね(ハートマークのあるところです)。
そこから半径3センチの円を描くと基本の「エレガント」とお隣の「リュクス」そして下側に位置する「フェミニン」が円内に含まれます。
つまり、この方は、基本は「エレガント」だけれども「リュクス」と「フェミニン」のメイクもセルフで比較的に合わせることができてしまう、という診断結果になるのです。
美人コンパス®︎は「似合うがわかる」「自分でできる」メイクカウンセリングツールです。
似合う範囲は自らの手によるセルフメイクで印象の変化が楽しめるよう、メイクの守備範囲に該当するメイクデザインシートを診断書に同封しています。
さて、次回は各ベクトルに合ったメイクの方法がわかる「メイクデザインシート」についてご紹介してまいりたいと思います!
美人をつくるひと.masaco のプロフィール

「美人コンパス®︎」や「美眉講座」などイメージコンサルティングを通して文字通り『美人をつくるひと』。
1979年、広島の海沿いの街で生まれ育つ。通信業界から美容業界を経て、独立。
2人の息子と両親と暮らすシングルマザー。
「美人とは自分を知ること、自分に向き合うこと」をテーマに掲げ、オンラインなども含め全国で美人をつくる講師として活動中。
「自分を知ることで自分を好きになり、自分を愛することができる」と信じて、女性を勇気付けられる存在になるべく奮闘中。
「2021 ミセスグローバルアース・関西エリア大会」ビューティーキャンプ講師
美人をつくるひと.masaco 公式instagram→ https://www.instagram.com/m.mystory1116/