星座別に幸運のアドバイス!12月26日山羊座日食 ~時代が変わる800年に一度のチャンス(後編)~『四季に寄り添い、祈るように暮らす(連載第三十四回)』

2019.12.20

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三浦奈々依 ( フリーアナウンサー )

フリーアナウンサー・神社仏閣ライター・カラーセラピスト。
ラジオ番組にて20年以上にわたり、音楽番組を担当。東日本大震災後、雑誌Kappoにて約7年にわたり連載「神様散歩」を執筆。『福を呼ぶ 四季みくじ』出版。カラーセラピストとしても全国で活動中。

今年も「冬至」がやってきますね。

この時季は一年の中で一番闇が深いといわれています。

でも、もしかしたら、一年で一番、街が華やぐ季節かも知れませんね。

仙台では、街路樹に灯された小さな光が、いくつもいくつも集まって、街をきらきらと輝かせる「SENDAI光のページェント」が行われています。

冬至を境に太陽のエネルギーも高まり、昼の時間も少しずつ長くなっていきます。

闇が一番深い時に、「クリスマス」という華やかな祭りが行われる。

いにしえの人は、漆黒の闇の中に、見えざる一筋の光、希望を感じていたのでしょうか。

さて、令和元年12月26日。

山羊座で日食が起こります。

この日は、「新しい時代の幕開け」ともいえる特別な一日。

800年に一度ともいわれる、人生の流れが激変する稀有なチャンスの到来です。

前回は、天体の動きとともに日本の歴史を紐解きました。

今回は、26日の山羊座日食が私たち一人一人の人生に及ぼす影響を星座別にご紹介します。

私は蟹座ですが、テーマは中島みゆきさんが歌う「糸」でした(笑)。

皆さんのテーマは何でしょうか?

今回も、星学のプロフェッショナル・阿部小百合先生にお話を伺いました。

 

令和は「風の時代の幕開け」

20年に一度の‘グレートコンジャンクションの幕開け’ともいわれる山羊座日食。

グレートコンジャンクションとは、地球から見て、木星と土星が重なって見える星回り。20年に一度起こりますので、さほど特別なことではありません。

ところが、今回はグレートコンジャンクションの起こる星座が、地の星座から、風の星座へと移行する「時代の大きな転換期」となります。

12星座は下記のように4つのエレメントに分類されます。

火の星座:牡羊座・獅子座・射手座
地の星座:牡牛座・乙女座・山羊座
風の星座:双子座・天秤座・水瓶座
水の星座:蟹座・蠍座・魚座

過去約200年の間に生じた殆どのグレートコンジャンクションは「地」の星座で起こりました。ところが、前回、西暦2000年に、牡牛座でグレートコンジャンクションが生じて以来、20年ぶりとなる2020年12月22日のグレートコンジャンクションは、「風」の星座である水瓶座で生じます。

以降、西暦2159年までの約140年間、およそ20年ごとにグレートコンジャンクションは「風」の星座で生じるようになります。

「驚くことに、日本の歴史を紐解くと、グレートコンジャンクションが生じる星座のエレメントの移り変わりとほぼ時を同じくして、時代が激変しています」と、阿部先生。

火の時代:769年~1007年 平安時代前期頃
地の時代:1007年~1186年 平安時代後期頃
風の時代:1186年~1306年 鎌倉時代頃
水の時代:1306年~1603年 室町、安土桃山時代(戦国時代)頃

そして、

地の時代:1802~2020年 明治、大正、昭和、平成頃
風の時代:2020年~2159年 令和以降

地の時代から風の時代への変化がもたらすもの、それは「物質主義から人道主義への移行」。

特に、水瓶座で幕を開ける新しい時代には、物の豊かさ以上に、精神の豊かさが求められるように。

そのため、経済システムや社会構造の変化が起こるといわれています。

来年2020年、およそ800年ぶりに「風の星座の時代」がやってきます。

そして、ここから2159年に生じる水の星座・蠍座のグレートコンジャンクションまでの約140年間、「風の星座の時代」が続きます。

日本では「令和」が風の時代の幕開けともいえます。

26日の山羊座日食が私たちにもたらす影響とは?

12月22日~1月19日に生まれた山羊座の皆さんは、冥王星が山羊座入りした2008年から、または土星が山羊座入りした2017年の終わり頃から、激動の時期を過ごされた方も少なくないでしょう。価値観や社会的ポジションの変化があったり、引越し、転職、独立、結婚など、大きな変化を経験されたりしたかもしれません。

同様に山羊座の対極に位置する蟹座の皆さん、山羊座とスクエア(直角)に位置する牡羊座と天秤座の人々もまた、試練を感じる日々を送っていた可能性が高いですね」と、阿部先生。

この間に、東日本大震災や度重なる自然災害もありました。

私は震災後、心の復興をテーマに、東北、京都、熊本、ハワイ等の神社を巡り、神職様、また氏子の皆さんにお話を伺い、記事を書かせていただきました。震災によって失ったものはあまりに大きく、だからこそ、震災を通じて生きることの意味、自分にとって大切にしたいものは何かということを、真剣に考えた方も少なくなかったと思います。

「試練と向き合い、前進してきた人々は、風の星座の時代の訪れと共に段々と解放感を感じられるようになっていくでしょう」と、阿部先生は話します。

26日の日食から、2020年と、これまで感じていた閉塞感から脱出し、したいことを実現できる力が湧いてきそうです。

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三浦奈々依 のプロフィール

三浦奈々依

フリーアナウンサー・神社仏閣ライター・カラーセラピスト。

ラジオ番組にて20年以上にわたり、音楽番組を担当。

東日本大震災後、雑誌Kappoにて約7年にわたり「神様散歩」の連載を執筆。心の復興をテーマに、神社仏閣を取材。

全国の神社仏閣の歴史を紹介しながら、日本の文化、祈りの心を伝えている。

被災した神社仏閣再建の一助となる、四季の言の葉集「福を呼ぶ 四季みくじ」執筆。


http://ameblo.jp/otahukuhukuhuku/
アマゾン、全国の書店、世界遺産・京都東寺等で販売。


カラーセラピストとしても全国で活動中。
旅人のような暮らしの中で、さまざまな神社仏閣を訪ね、祈り、地元の人々と触れ合い、ワインを楽しむ。

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