【"月参り"で人生は変化する!】神様との信頼関係が、願望成就へとつながる

2021.8.13

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久保多渓心 ( ライター・占術家 )

墨が織り成す一子相伝の占術 “篁霊祥命(こうれいしょうめい)” を主な鑑定手法とする占術家。他にも文筆家やイベント・オーガナイザーとしての顔も持つ。また引きこもり支援相談活動なども行なっている。

 

神様との信頼関係が大事な「日参り」

前回は「七日参り」「二十一日参り」といった「日参り」の歴史と、日数の意味についてお話ししました。

願いの深刻さや、いかに願いを叶えるか、ということだけに焦点が当てられ過ぎた昨今の日参り事情にも少しだけ苦言を呈させていただきました。

多くの「日参り指南」では、最初に神社庁へ連絡して、自分の「氏神様」「産土様」を調べてもらうということが書かれています。

まず「七日参り」や「二十一日参り」といった日参りを行おうとする段階で、自分の氏神様や産土様を知ろうとするのは、少し遅いのではないかという疑問がわきます。

前回もお話しした通り、日参りには事前に氏神様や産土様との強固な信頼関係、信仰心(神仏の存在を信じる気持ち)の厚さが必要です。

「初めてその神社へ参拝したのが、日参りの初日だった」、または「近くにある神社であったから何度か立ち寄ったり、参拝したことはあるが、これまで祀られている神様の名前を一切知らなかった...」といった具合では、日参りをしたところで開運の効果があるとは思えません。

神様からすれば、自分の存在をそれまで認知することがなかった者が、唐突に日参りを始めて祈願を施しても、それがどんなに切実な願いであったとして、独りよがりな行いにしか見えないことでしょう。

こうしたときに、神様の視点にも立ってみようとする気持ちが大切です。

 

氏神様・産土様・エキスパートの神様

基本的に氏神様や産土様は、願いごとを聞き届けて叶えてくださる万能な神様というわけではありません。願いごとの内容により、その願いごとを叶えるための力を備えたエキスパートの神様が存在していらっしゃいます。

氏神様や産土様が、自分の願いごとに見合ったエキスパートの神様であれば、氏神様や産土様への日参りによって願望が実現することは大いにあることでしょう。

そうでない場合、氏神様と産土様に参拝する意味合いは、「本来の願いごとをスペシャリストの神様に取り次いでいただくための丁重な準備作業」といえます。

これはどういうことでしょうか。

氏神様が「武運を司る神様」だった場合、縁結びのご利益を願って参拝しても、なかなか成就しづらいですし、「芸事の神様」に病気平癒を願っても、願意は届きにくいでしょう。

氏神様や産土様への「月参り(お朔日参り・十五日参り)」は、自分が生まれてから死ぬまでの間、ご縁が結ばれ続けている、いわば私たちの一生を見守ってくださっている神様、その地域を守っておられる土地の神様に対して、感謝を伝え、与えられた命を全うしていることをお伝えするものです。

以前この「月参り」を、社会に出た子どもが、田舎にある実家へ顔を見せに行くことに例えましたが、まさに「元気で頑張っています、これからも見守っていて下さい」と伝えることに等しいのです。

地元の神様と、このような良好な関係性を築いておくと、人生の途上で窮地に陥ったときに、すんでのところで救われたりします。これは、都会で苦境に陥った息子や娘を見かねて、実家の両親が助け舟を出すのと同じなのですね。

実家の両親は、お盆や年末年始に親の顔を見に帰省してくれたり、何かと親を心配し世話を焼いて連絡をくれるような心の交流が絶えずなされているからこそ、子どもの窮地を知ることも出来るのですし、手助けをできる準備が出来ているのです。

こうして、月参りなどによって日頃から神様との信頼関係が構築されていると、神様は子どもである私たちの暮らしぶりや、心から欲しているものの存在によりフォーカスしやすくなります。

氏神様が「武運を司る神様」であった場合も、縁結びを願っていれば、縁結びを専門分野とする神様に氏神様が取り次いで下さいます。

「◯月◯日に、○○という者が、そちらの社に参拝をするが、良きに計らうように」といった感じで、神様のネットワークを通じて、願意が伝わります。

ですから、月参りを続けて氏神様や産土様との信頼関係を構築したのちに、本当に叶えたい願望があるのであれば、その願意に沿ったエキスパートの神様が祀られている神社へ参拝すると、より効果的なのです。

氏神様や産土様の近くに、エキスパートの神様がいらっしゃらないか、是非調べてみましょう!もし、いらっしゃらない場合は旅行先の神社や、全国にあるお好きな神社でも構いません。

ただし、願いが叶ったあとに、しっかりお礼参りができる神社が宜しいですね。

だからといって、氏神様や産土様の参拝で事が足りないということではありません。月参りを続けるということは、私たちが幸せに暮らし、自分という個性をこの世界において謳歌していくことを見守っていただき、支えていただくことに繋がります。

 

願いごと別・エキスパートの神々

では、真剣に叶えたい願いごとがある場合、どんな神様を頼ればいいのでしょうか。

もしかすると、日頃参拝なさっている氏神様や、産土様、崇敬神社のご祭神がご自分の願いごとを叶えてくださる神様かもしれません。

以下に、主なご利益別の神様一覧をまとめてみました。どうぞ、ご参考までに。

商売繁盛・芸道上達
宇迦之御魂神(お稲荷様)
大国主命
金山毘古神
弁財天
など

家運隆昌・勝運
八幡神(誉田別命・応神天皇)
など

病気平癒
饒速日命
大物主大神
少彦名神
八幡神
など

厄除け(疫病除け)
素戔嗚尊(牛頭天王)
武甕槌命
など

縁結び
大国主命
奇稲田姫命
稚日女尊
など

子宝・安産守護
玉依姫命
豊玉姫命
神功皇后
など

学業成就
菅原道真公
天児屋根命
八意思兼命
など

災難・方位除け
猿田彦命
天太玉命
など

海上安全(陸上・航空含)
住吉三神
宗像三神(市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命)
など

*多くの神様が基本的には「開運招福」のご利益があります。また、神様は一つだけではなく複数のご利益がありますので、その主たるものを挙げています。
次回は久保多渓心流の、より願いが届く「日参り」の方法をご紹介してみたいと思います。

久保多渓心 のプロフィール

久保多渓心

画家の父、歌人の母のもと、福岡市博多区で生まれる。

バンド活動を経て、DJ、オーガナイザーとしてアート系イベント、音楽イベントなどを多数手掛ける傍ら、フリーライターとしても活動。

音楽雑誌でのアーティスト・インタビュー記事、書籍、フリーペーパー、WEBなどの媒体で政治、社会問題から、サブカルチャー、オカルトまで幅広いジャンルでコラムを執筆。

引きこもり、不登校、心の病など自身の経験を活かし「ピアカウンセリング」を主軸にしたコミュニティを立ち上げる。後にひきこもり支援相談士として当事者やその家族のサポート、相談活動にあたる。

現在は亡き父から継承した一子相伝の墨を用いた特殊な占術『篁霊祥命』や、独自のリーディングによって鑑定活動を行っている。2021年で鑑定活動は16年目を迎える。

月参り、寺社への参拝による開運術の指導なども行う。

『AGLA(アグラ)』スーパーバイザーを務める。

2020年10月より活動名をマーク・ケイより、久保多渓心に改名。

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うらなってMe

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