2021.9.17
言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せを掴む方法 ⑦ 不安に押しつぶされそうなときに「略拝詞(りゃくはいし)・略祓詞(りゃくはらえことば)」

「言霊」による、開運法をご紹介しています。
唱えるだけで、言葉にするだけで、道を拓き、自分らしい生き方を選択できる。
そんな神聖な神咒(かじり)、祝詞です。
比較的、短く、覚えやすく、日常ですぐに奉唱出来る、神咒や祝詞を集めています。
神道に古来より伝わる言霊のパワーを是非、体験して下さい。
汎用性が高い祝詞
今回ご紹介する「略拝詞(りゃくはいし)」は、神前や神棚の前で奏上する「神拝詞(しんぱいし)」の略式で、とても覚えやすく、神社参拝を習慣にしたばかりの方でも、すぐに唱えられる汎用性の高い祝詞です。
「略祓詞(りゃくはらえことば)」は、「略拝詞」をさらに簡略化した祝詞となります。
どちらも、神前や神棚の前だけでなく、手水舎で手口を清める際に、心の中や微声で唱えてもいただいても良いでしょう。
また、不安に押しつぶされそうなとき、心に否定的観念が覆ってしまっているとき、前向きになれないとき、一歩を踏み出したいときなどに唱えていただけるとより効果的です。
「略拝詞」は以下のような意味があります。
略拝詞(りゃくはいし)
略祓詞(りゃくはらえことば)
それぞれ「三唱」としていますが、心ゆくまで何度唱えていただいても結構です。
<神社一般>
◎祝詞(のりと):祭を行うときに、神に奏上する詞。
◎神拝詞(しんぱいし):祭を行わず、神を拝するときに奏上する詞。
◎祓詞(はらえことば):修祓(しゅばつ)の際に奉する詞。
◎祭詞(さいし・まつりごと):例祭、式年祭などにおいて献幣使(けんぺいし)が奏上する詞。神葬祭でも奉する。
<皇室祭祀>
◎御告文(おつげぶみ・ごこうもん):天皇が祭主となって執り行われる祭祀で奉される祝詞。
◎御祭文(ごさいもん):天皇の代理として勅使が神に奉する祝詞。
祝詞は、神霊に対して申し上げるときには「・・・白す(申す)」と結ばれ、人に対して宣り聞かせるときには「・・・と宣る」で結ばれる。神に対しては「奏上」、人に対しては「宣る」と表現する。
*修祓:心身の罪穢れを祓うこと。
*献幣使:神社本庁から神社の例祭等に幣帛料を供進する使者のこと。献幣使参向神社に指定された神社の神主が行う。
神咒・祝詞集
【大いなる神徳を得る】
【罪穢れを祓い、開運へ導く】
【神霊を慰め、災いを転じて幸いとする】
【死者を蘇らせるほどの奇跡を起こす】
【一切の穢れを排して、神聖さを取り戻し幸運体質に】
【大祓詞の簡略版】
【あらゆる邪気を祓う】
【災厄防除・邪気祓いに】
【災厄防除・邪気祓いに】
久保多渓心 のプロフィール

画家の父、歌人の母のもと、福岡市博多区で生まれる。
バンド活動を経て、DJ、オーガナイザーとしてアート系イベント、音楽イベントなどを多数手掛ける傍ら、フリーライターとしても活動。
音楽雑誌でのアーティスト・インタビュー記事、書籍、フリーペーパー、WEBなどの媒体で政治、社会問題から、サブカルチャー、オカルトまで幅広いジャンルでコラムを執筆。
引きこもり、不登校、心の病など自身の経験を活かし「ピアカウンセリング」を主軸にしたコミュニティを立ち上げる。後にひきこもり支援相談士として当事者やその家族のサポート、相談活動にあたる。
現在は亡き父から継承した一子相伝の墨を用いた特殊な占術『篁霊祥命』や、独自のリーディングによって鑑定活動を行っている。2021年で鑑定活動は16年目を迎える。
月参り、寺社への参拝による開運術の指導なども行う。
『AGLA(アグラ)』スーパーバイザーを務める。
2020年10月より活動名をマーク・ケイより、久保多渓心に改名。