言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せを掴む方法 ⑨ 災厄防除・邪気祓いに「天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」

2021.9.29

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久保多渓心 ( ライター・占術家 )

墨が織り成す一子相伝の占術 “篁霊祥命(こうれいしょうめい)” を主な鑑定手法とする占術家。他にも文筆家やイベント・オーガナイザーとしての顔も持つ。また引きこもり支援相談活動なども行なっている。

「言霊」による、開運法をご紹介しています。

唱えるだけで、言葉にするだけで、道を拓き、自分らしい生き方を選択できる。

そんな神聖な神咒(かじり)、祝詞です。

比較的、短く、覚えやすく、日常ですぐに奉唱出来る、神咒や祝詞を集めています。

神道に古来より伝わる言霊のパワーを是非、体験して下さい。


大いなる神徳を得る



罪穢れを祓い、開運へ導く


神霊を慰め、災いを転じて幸いとする


死者を蘇らせるほどの奇跡を起こす


一切の穢れを排して、神聖さを取り戻し幸運体質に


大祓詞の簡略版


不安に押しつぶされそうなときに

あらゆる邪気を祓う



 

天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)

天之御中主神とは

平田篤胤「古道大元顕幽分属図」

今回は、『言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せを掴む方法』の第一回でご紹介した「アマテラスオホミカミ」と奉唱する「十言神咒(とことのかじり)」と同様に、神様のお名前をそのまま言葉にして発する神咒(かじり)です。

その神様とは、「天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」。

『古事記(上巻ニ)』の冒頭に、このようにあります。

【原文】
天地初發之時、於高天原成神名、天之御中主神
訓高下天、云阿麻。下效此、次高御產巢日神、次神產巢日神。此三柱神者、並獨神成坐而、隱身也。

【現代語訳】
天と地がはじめて分かれた開闢(かいびゃく)のときに、高天原に現れ出た神の名は、天之御中主神、次に高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)、次に神産巣日神(カミムスヒノカミ)である。この三柱の神は、すべて獨神(ひとりがみ)として現れた神であり、身を隠しておられた。

「天地開闢」といわれる天地創造のその瞬間、高天原に最初に現れた神が「天之御中主神」です。

次いで現れた高御産巣日神、神産巣日神と合わせて「造化三神(ぞうかさんしん)」、また続いて現れた宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)、天之常立神(アメノトコタチノカミ)と合わせて「別天津神(ことあまつかみ)」と呼ばれています。

さらにその後、伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)を含む「神世七世(かみよななよ)」といわれる神々が現れるに至ります。

天之御中主神は、まさに全ての神々の始源神であり、宇宙の中心の神であるのです。

ただし、『古事記』には明確に "最初に現れた神" としての記述が見られますが、『日本書紀』の本文には一切の記述がないなど、謎の多い神でもあります。

天の中央に坐す神としての性質から、北極星(北斗七星)を神格化した「妙見菩薩」と習合され、近代になって一般的な信仰も集めるようになります。

また、江戸時代後期の国学者・神道家、平田篤胤(ひらたあつたね)の門下であった国学者たちは、「天之御中主神」と「ゴッド(キリスト教の教えでいうところの天地創造の神)」は同体異名(名前が異なるだけで、同じものを指している)であると主張しました。

 

天之御中主神の神咒

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天之御中主神の神咒

アメノミナカヌシノカミ

「天之御中主神の神咒」PDFダウンロード

御神名や、御神名をしたためた文字は御神徳が宿る依代となります。

「アマテラスオホミカミ」と奉唱する「十言神咒」がそうであったように、「天之御中主神」の御神名もまた、奉唱するごとに無限の御神徳が得られるといわれています。

私自身の経験では、危険や禍を回避したり、旅の安全や、蓄積した穢れや邪気の類を祓うのには最適な神咒であると実感しています。

仕事や、旅行に出掛ける前などに奉唱するのは勿論、疲れやすかったり、体調を崩しやすくなっているときに奉唱すると効果的です。

また、奉唱を重ねるごとに、神様との距離が近付き、自身の霊性、精神性の向上にもつながるでしょう。

久保多渓心 のプロフィール

久保多渓心

画家の父、歌人の母のもと、福岡市博多区で生まれる。

バンド活動を経て、DJ、オーガナイザーとしてアート系イベント、音楽イベントなどを多数手掛ける傍ら、フリーライターとしても活動。

音楽雑誌でのアーティスト・インタビュー記事、書籍、フリーペーパー、WEBなどの媒体で政治、社会問題から、サブカルチャー、オカルトまで幅広いジャンルでコラムを執筆。

引きこもり、不登校、心の病など自身の経験を活かし「ピアカウンセリング」を主軸にしたコミュニティを立ち上げる。後にひきこもり支援相談士として当事者やその家族のサポート、相談活動にあたる。

現在は亡き父から継承した一子相伝の墨を用いた特殊な占術『篁霊祥命』や、独自のリーディングによって鑑定活動を行っている。2021年で鑑定活動は16年目を迎える。

月参り、寺社への参拝による開運術の指導なども行う。

『AGLA(アグラ)』スーパーバイザーを務める。

2020年10月より活動名をマーク・ケイより、久保多渓心に改名。

↓こちらからマーク・ケイ先生の鑑定を受けられます!↓
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