言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せを掴む方法 ⑩ あらゆる邪気を祓う「禁厭法(きんえんほう)・その二」

2021.10.22

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久保多渓心 ( ライター・占術家 )

墨が織り成す一子相伝の占術 “篁霊祥命(こうれいしょうめい)” を主な鑑定手法とする占術家。他にも文筆家やイベント・オーガナイザーとしての顔も持つ。また引きこもり支援相談活動なども行なっている。

「言霊」による、開運法をご紹介しています。

唱えるだけで、言葉にするだけで、道を拓き、自分らしい生き方を選択できる。

そんな神聖な神咒(かじり)、祝詞です。

比較的、短く、覚えやすく、日常ですぐに奉唱出来る、神咒や祝詞を集めています。

神道に古来より伝わる言霊のパワーを是非、体験して下さい。

 

禁厭法・その二

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先日は、古代日本で使われていた「神代文字(じんだいもじ)」で書かれた文書に残る、霊験あらたかな呪言、呪法禁厭(きんえん・まじない)」をご紹介しました。

禁厭についての詳細は、以下のコラムをご参照下さい。

さて、今回は前回に引き続き、強力な邪気祓いの禁厭をご紹介しましょう。

吉水神社・北闕門(奈良県吉野郡)

朝、玄関を一歩出ると外界の様々な危険が私たちに忍び寄ります。

事故や災害などによる突発的な怪我、犯罪に巻き込まれたり、突然体調を崩し病に伏せてしまうこともあるかもしれません。そんな、日常に潜んだ危険の数々を、古代に暮らした人々は「魔」「悪鬼」「邪気」の仕業によるものであると考えました。

そんな、魔によるあらゆる災厄から身を守り、絶大な効力を発揮するといわれているのが、今回ご紹介する禁厭です。

本来、「臨(りん)・兵(ぴょう)・闘(とう)・者(しゃ)・皆(かい)・陣(じん)・列(れつ)・在(ざい)・前(ぜん)」と唱えながら、手刀で横縦に空を切る邪気祓いの法「九字真法」の際に用いられる呪言ですが、この禁厭だけを唱えても相当の効力があります。

出掛ける前に、玄関で3回この禁厭を唱えることで、突如降りかかる魔による、災厄から逃れることが出来るでしょう。

諾皐太陰将軍独り開け 曾孫王甲閉ずること無かれ

だくこうたいいんしょうぐんひとりひらけ そうそんおうこうとずることなかれ

「禁厭法(その二)」PDFダウンロード

神咒・祝詞集

大いなる神徳を得る


罪穢れを祓い、開運へ導く

神霊を慰め、災いを転じて幸いとする

死者を蘇らせるほどの奇跡を起こす

一切の穢れを排して、神聖さを取り戻し幸運体質に

大祓詞の簡略版

不安に押しつぶされそうなときに

あらゆる邪気を祓う

災厄防除・邪気祓いに

 

久保多渓心 のプロフィール

久保多渓心

画家の父、歌人の母のもと、福岡市博多区で生まれる。

バンド活動を経て、DJ、オーガナイザーとしてアート系イベント、音楽イベントなどを多数手掛ける傍ら、フリーライターとしても活動。

音楽雑誌でのアーティスト・インタビュー記事、書籍、フリーペーパー、WEBなどの媒体で政治、社会問題から、サブカルチャー、オカルトまで幅広いジャンルでコラムを執筆。

引きこもり、不登校、心の病など自身の経験を活かし「ピアカウンセリング」を主軸にしたコミュニティを立ち上げる。後にひきこもり支援相談士として当事者やその家族のサポート、相談活動にあたる。

現在は亡き父から継承した一子相伝の墨を用いた特殊な占術『篁霊祥命』や、独自のリーディングによって鑑定活動を行っている。2021年で鑑定活動は16年目を迎える。

月参り、寺社への参拝による開運術の指導なども行う。

『AGLA(アグラ)』スーパーバイザーを務める。

2020年10月より活動名をマーク・ケイより、久保多渓心に改名。

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