目前の壁を越えるためにエルムを『心を癒す花のエネルギー バッチフラワーレメディのある暮らし(連載第三十六回)』

2021.11.17

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京ヶ島弥生 ( フラワー&アロマセラピスト )

フラワー&アロマセラピスト。心身の健康のために、自分で自分のこころ、感情の状態に気づき、セルフヘルプでバランスを整えることができる「フラワーエッセンス/バッチフラワーレメディ」の活用を伝え続けている、海と空のブルーが大好きな自然療法家。

いつも乗り越えてきたけれど、今回の案件は完遂するのが、難しく感じる。

とても大事なことを担っているので、失敗ができないことはわかっている。

重い責任を背負う自覚と、周りの期待を知るからこそ、その先に困難を感じるとき、「エルム」のレメディが助けになります。

 

自分で設定した課題や責任を乗り越えられない

自分の人生の使命に従い、良い成果を残したいと願う。

多くの人にとって大事なこと、重要なテーマには、強く関わりたいと望む。

しかし時には、引き受けた仕事があまりに難しく、どうにも成し遂げられないように思い、自分に失望することもあるでしょう。

こうしたとき、周りからは十分できているように見えているものですが、自分だけが目の前に高い壁があるように思え、前へ進めない、と感じていたりします。

これまで何度も同じような状況にあっても、乗り越えてきています。そして、この仕事は自分でできると思い引き受けたものでもあります。

でも、今、ほんとうにやりきることができるのか、自分で自分に自信が持てなくなってしまっています。

周囲は、いつもどおり、いや、それ以上の期待を寄せてくれているだけに、何とかしなければと思うけれど、無理なのではという絶望的な感情さえ湧きおこって来ます。

大事な局面だからこそ「しくじることができない」というプレッシャーは極限に近づき、それを回避しようと、もっともっとエネルギーを注ぎこもうとするあまり、自分の中のバランスを崩してしまい、日頃自分を支えている自信さえ見失わせてしまいます。

 

過剰なエネルギーを注ぎ過ぎて進めなくなる前に

これは最大限の成果を上げなければならないという、自分自身の無言の圧力におしつぶされそうになった状態です。

こうしたストレス下の感情はまさに”急性”の”緊急事態”です。

これは、職業的、地位的に人の上に立つ指導者の人だけに起こることではなく、子育てに失敗は許されないと自分を追い詰めてしまう母親や、地域の相互扶助的な集まりの中で、気がついたら中心で働かざるを得ない役割についてしまった人など、どんな立場にあっても、見られることです。

世のため、人のために一身に働いて、周りを支える立場の人は、自分が思う問題の大小に関わらず、むしろ自分にかかったプレッシャーに気づいたとき、ことの重大さを改めて知るかもしれません。

自分で感じたストレスが重いと感じても、持って生まれた強さがそれをはねのけることができる人は、このようなことを何度も乗り越えてきた経験もあることでしょう。

しかし、年を重ねれば課題も責任も重く、大きくなっていきます。

そこを乗り切るためには、自分には今”一時的にプレッシャーがかかっている”と認識すること、そして、それには能力が足りないのではなく、エネルギーの配分がずれていることに気付くことが必要です。

こんなとき、なにより「エルム」のレメディが役に立ちます。

過剰な責任につまづいている人に、精神的に立ち直る助けとなることでしょう。

 

自由に枝を伸ばし周囲の支えにもなる愛他的な木、エルム

エルムは、世界にたくさんあるニレのなかでも、「イングリッシュ・エルム(和名・オウシュウニレ)」の花をレメディにしています。     

学名の「Ulmus procera」の種小名は、「高い」という意味で、20mから高いもので4-50mにも達する、樹齢500年にもなる巨木です。

エルムは、エルムだけの森は作らず、他の木、植物と共生します。その森の中には、エルムは1本だけか、グループを形成しても小さなものです。

例えば「バイン(セイヨウブドウ)」の木は古代ローマ時代から、その蔓をエルムに這わせ、支えられて成長するので、葡萄畑にエルムを育て高さを制限して、ブドウの支柱にされたりもしてきました。

エルムはその意味でバインにとって大事な植物で、この2つの樹木は、ヨーロッパでは良縁の象徴ともされています。

エルムの花は3月頃、葉が出る前に開花します。濃いピンクから赤い色の長い雄しべが雌しべを囲んで花部を形成しているので、外側の雄しべの花粉はたやすく風に乗って飛散します。

花粉が飛んだ雄しべは赤から黒く色を変えますが、春分前の弱い日の光の下では、自分からなんとも温かみのある光を放つ木の姿となって周囲を照らします。

風に乗って受粉すると、花は小さな翼のある果実に成長します。この翼果も風によって飛ばされ、遠くで発芽するのです。

エルムは、その緑色の翼果がたくさん実ったときと、その後のこぎり状の葉がランダムにたくさん茂ったとき、もっとも緑濃く、もっとも人々の印象に残る堂々たる姿を見せます。

バッチ博士は、エルムの花と枝をたくさん採取して、チェリープラムを作って程ない1935年の春に煮沸法でレメディにしました。

19のレメディを発見し「12ヒーラーと7ヘルパーズ」という論文の完成リリース後、さらに新しい19のレメディを見つける必要性を感じ、博士自身、その天から与えられた使命に、大きなプレッシャーに苛まれていたことでしょう。

そんなバッチ博士の見上げた先にあったエルムの花。

私たちも目前の問題と責任感におしつぶされることなく、視野を広く高く保ち、上を目指して進むためにも、エルムのレメディを気軽に使いたいと思います。

こうして迷いなく軽やかに物事を乗り越える姿勢こそ、自分の使命にとっても、周りの期待にとっても、最も必要とされることなのですから。

 

バッチ博士の言葉

良い仕事を行い、自分の人生でなすべきことを追求し、何か重要なことをしたいと願っていますが、それはしばしば人類のためになることです。

しかし、自分がやろうとする仕事が余りにも難しく、ひとりの人間の能力を超えていると感じる時には、気落ちしてしまいます。

『トウェルブヒーラーとその他のレメディ』エドワード・バッチ(1936)
『バッチ博士の遺産』所収(2012)バッチホリスティック研究会・訳・刊

京ヶ島弥生 のプロフィール

京ヶ島弥生

心身の健康のために、自分で自分のこころ、感情の状態に気づき、セルフヘルプでバランスを整えることができる「フラワーエッセンス/バッチフラワーレメディ」の活用を伝え続けている、海と空のブルーが大好きな自然療法家。


東京は下町生まれ、1998年に鎌倉・七里ガ浜に移住。

2001年から、アロマセラピー、バッチフラワーレメディ、ハーブセラピー、ホリスティックヘルスなどの自然療法分野で、講座やイベントの開催、個人から企業までのコンサルテーション、商品の販売など、東京、横浜、鎌倉で場所・ジャンルを問わず活動。


東京でのハードなビジネスマン生活20年、大学教員15年、ワーキングマザー30年、介護施設での高齢者ケア、災害ボランティアなども経験。

こうしたバックグラウンドにより、子供から大人、ご高齢の方、男性女性問わず、どなたのご相談にもお応えできるプロフェッショナルなフラワー&アロマセラピスト。



○バッチ財団登録プラクティショナー・バッチ国際教育プログラム認定講師

○IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)認定アロマセラピスト

○日本ホリスティック医学協会認定生活習慣病予防指導士・ホリスティックヘルス塾インストラクター
○
有限会社フロスヴィータ 代表取締役


ホームページ→ http://www.flosvita.co.jp
Facebook→ https://www.facebook.com/flosvita/


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