言い知れぬ不安を感じたらアスペンを『心を癒す花のエネルギー バッチフラワーレメディのある暮らし(連載第四十回)』

2022.1.26

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京ヶ島弥生 ( フラワー&アロマセラピスト )

フラワー&アロマセラピスト。心身の健康のために、自分で自分のこころ、感情の状態に気づき、セルフヘルプでバランスを整えることができる「フラワーエッセンス/バッチフラワーレメディ」の活用を伝え続けている、海と空のブルーが大好きな自然療法家。

どこからともなく襲う不安感。

ふと訪れるひんやりした空気感、悪寒。

こんな怖さは、言葉にして人に言うことはできない。

不安の始まりは、理由なんてない。

勘だったり、直感でしかなかったのかもしれないけれど、不安が不安を呼び、身動きひとつできなくなってしまったら。


漠然とした不安は、どこからともなくやってくる

なんだかわからないけれど、怖い思いが湧きあがります。怖いというより、感じる必要がないのに、不安が自分の中に渦巻いている感じかもしれません。

こうしたことには、思い当たる原因や特定の体験があるわけではなかったりします。だからそれを口にすることも怖く感じます。

それを人に言ったところで、伝えきれないし、口にするとさらに恐ろしさが増すように思えます。実際、それがどんな感情なのか特定できないし、それが何かを知ることもしたくない。

この感じは一体どこから来るのでしょう?

説明のつかない、訳も分からない漠然とした恐怖感。

それは病気になって、治療・看護が行き届いたベッドの中にいるのに、何かもっと病状が悪くなるのではという思いに怯える感じとも似ています。

見えない世界を鋭敏な感覚で感じ取ってしまったかのような状況でもあります。

こんな予知的な恐怖感は、夜の闇の中でさらに膨らみますが、明るい陽が差し込む昼間に襲ってくることもあります。

 

言葉にできない恐れは、人に伝えることさえ怖い

こんな感覚的な体験は、他の人に話すことさえ怖いものです。

ひとはともすると、恐れの原因を突き詰めようとするかもしれません。それが分かれば対処ができると思うからです。

しかし実際はこうした不安感や恐れの気持ちは、特に原因がないことも多いものです。

原因が思い当たらなくても、それを打ち消すことができず、その不安に押しつぶされそうだったら、フラワーレメディを選んで飲んで、少しでも”安心”という余地を、心に与えましょう。

アスペン」は、恐れが恐れとも特定できないような、漠然とした不安、恐怖感のためのレメディです。

その恐れは、説明もできなければ理由も思い当たらなかったりします。

アスペンの状態にあると、そのことを他の人に話すことさえ、怖いと思っています。

不安や恐怖感に自分を失う前にアスペンを摂ることは、先に進む一歩にとって、大事な支えになるでしょう。

不安、恐れの原因がわかるなら、ミムラスでその状況を脱する助けを得られるでしょう。原因が思い当たるような気がしてミムラスを選んでもその恐れが消えないときは、アスペンを使ってみましょう。



葉が風に揺れる音は、安らぎをもたらすために

バッチセンターのアスペンをベンチから見上げる

アスペンは、通称ポプラの木です。

学名のPopulus tremula の種小名は、弦楽器の奏法のトレモロとも語源が同じで、「ふるえる」「振動」という意味を持ちます。

バッチ博士は1935年の春、ウィローの次に、同じヤナギ科のこのアスペンを発見しました。

雌花と雄花は別の株につき、3月から4月に、香りも蜜もなく、雌花は緑がかり、雄花は赤灰色の尾状花序(※)を形成し、風に乗って受粉します。

葉が開く前に、雌花と雄花を若芽のうちの葉とともに、いくつかの株から採取して、一緒に煮沸法でレメディを作ります。

アスペンの葉はハート形をして軽く、葉柄は短く、多くの葉が重なり合うようにつくので、ほんの少しの微風にも小刻みに震え、葉が擦り合わさる音がします。

これが見えない風にも反応する木として、魔法使いやシャーマンが精霊の声を聴いていた木として言い伝えられる由縁です。

さらにこれが強風下となると、山全体が唸るような音となり里に届くことから、ヤマナラシの異名もあります。

イギリスのバッチセンターには、今はカフェとして使われている、かつてのバッチ博士の居室がありますが、その前にアスペンの木があります。

晴れた日であれば、そのアスペンの下では、暑い陽差しが遮られ、さらにアスペンの葉音が穏やかに耳に届くので、その安心の木陰で、ゆっくり幸せにくつろぐことができます。

少しでも不安を感じたのならば、突き詰めたり迷うより前にまず、アスペンのレメディを手に取って、心の平安を呼び戻しましょう。

 

※尾状花序(びじょうかじょ):細い円筒状の花の集まりのこと。

バッチ博士の言葉

曖昧で、なぜ怖いのか理由もなく説明も出来ないような漠然とした恐怖。さらに患者は、はっきり何か起こるとは言えないものの、何かひどい事が起こるかもしれないという予感におののく事もあります。
このような曖昧で説明の出来ない恐れは、日夜つきまとい、こうした人はしばしばその悩みを他人に話すことを怖がります。

『トウェルブヒーラーとその他のレメディ』エドワード・バッチ(1936)
『バッチ博士の遺産』所収(2012)バッチホリスティック研究会・訳・刊

京ヶ島弥生 のプロフィール

京ヶ島弥生

心身の健康のために、自分で自分のこころ、感情の状態に気づき、セルフヘルプでバランスを整えることができる「フラワーエッセンス/バッチフラワーレメディ」の活用を伝え続けている、海と空のブルーが大好きな自然療法家。


東京は下町生まれ、1998年に鎌倉・七里ガ浜に移住。

2001年から、アロマセラピー、バッチフラワーレメディ、ハーブセラピー、ホリスティックヘルスなどの自然療法分野で、講座やイベントの開催、個人から企業までのコンサルテーション、商品の販売など、東京、横浜、鎌倉で場所・ジャンルを問わず活動。


東京でのハードなビジネスマン生活20年、大学教員15年、ワーキングマザー30年、介護施設での高齢者ケア、災害ボランティアなども経験。

こうしたバックグラウンドにより、子供から大人、ご高齢の方、男性女性問わず、どなたのご相談にもお応えできるプロフェッショナルなフラワー&アロマセラピスト。



○バッチ財団登録プラクティショナー・バッチ国際教育プログラム認定講師

○IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)認定アロマセラピスト

○日本ホリスティック医学協会認定生活習慣病予防指導士・ホリスティックヘルス塾インストラクター
○
有限会社フロスヴィータ 代表取締役


ホームページ→ http://www.flosvita.co.jp
Facebook→ https://www.facebook.com/flosvita/


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