堂々巡りの夜にホワイトチェストナット『心を癒す花のエネルギー バッチフラワーレメディのある暮らし』(連載第四十七回)

2022.5.4

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京ヶ島弥生 ( フラワー&アロマセラピスト )

フラワー&アロマセラピスト。心身の健康のために、自分で自分のこころ、感情の状態に気づき、セルフヘルプでバランスを整えることができる「フラワーエッセンス/バッチフラワーレメディ」の活用を伝え続けている、海と空のブルーが大好きな自然療法家。

心配事で頭がいっぱい。

今考えなくてもいいことが頭の中でぐるぐるしている。

他のことを始めてもすぐに考え事にふけって手が止まってしまう。

悪い方へ悪い方へ傾くだけなのに、考えることをやめられない、そんなとき。

 

ネガティブの無限ループから抜け出したい

よからぬ考えが頭に浮かぶと、それがさらにどんどん悪いほうへ悪いほうへ傾いていくように感じる。

昼間にあった仕事のトラブル。

友人との行き違い。

家族から言われた心無い一言。

病気や健康問題や、もたらされたバッドニュース・・・。

きっかけは何にせよ、後悔や反省や、心配が渦巻く。
逆に恨めしい思いや怒りや、攻撃的な思いのこともある。

いずれにしても、考えるのをやめたくて、他のことを考えたりやってみようとしても、また同じ思いが頭をもたげる。

「明日のことは明日考えよう」と、ベッドに入っても、夜の暗さが、さらにバッドスパイラルに引き込むよう。

眠れない原因は問題そのものより、頭の中をぐるぐる回る、答えのない、こんな無限ループなのです。

夜に限らず、昼日中にもこうしたことは起こり得ます。

不安の種や気がかりなことは、”今”それを考える時ではないとわかっていても、次から次へ連鎖的に考えが湧いてくるので、止めることもできなくなってしまいます。



ぐちゃぐちゃな頭の切り替えスイッチはどこ?

ホワイトチェストナット」は、頭の中にマイナスな考えが浮かび、それが連鎖的にさらに悪いほうへ向き、その考えを断ち切れないときのためのレメディです。

思考が回るからいろいろな考えに思いは向きますが、堂々巡りのような状態なので、感覚も鈍り、客観的になることもできなくなります。

だから、そのために考えてはいるけれど、判断することができないので、建設的な解決に至ることができません。

もし、脳にスイッチがあったら、いいも悪いもなく、今すぐオフにしたいのに、と思うでしょうが、そのスイッチが見つからないのです。

この状態は、抜け出すことができないと、苦しさが増すばかりです。

ホワイトチェストナットは答えを導いてはくれませんが、明らかに思考のまわり道の苦しさから、一歩外に連れ出してくれるでしょう。

 

答えは思考の中ではなく外にある

ホワイトチェストナット(セイヨウトチノキ)は、前回ご紹介したチェストナットバッドが開き、満開になった花の季節、5-6月にレメディを作ります。

このホワイトチェストナットが見つけられた1935年、バッチ博士の花のレメディの研究が終わりに近づいた頃は、レメディは煮沸法で作られていましたが、このホワイトチェストナットだけは、水を張ったボウルに花を浮かべて、太陽の光でエネルギーを取り出す「太陽法」で作られました。

また、ホワイトチェストナットは、下の方から強い花梗を上に上り、徐々に円錐形を作るように次々と開花していきますが、下の方には雌しべと雄しべが両方ある両性花が咲き、上に行くにつれ、雄しべだけの雄花がついていきます。

そのため、種子やそこから熟す実の数はあまり多くはありません。

植物が次の世代につなぐための広がりを、自ら制限しているかのようなこの木の生き方は、枝を広げ花を咲かし、香りをまき散らすその大きな姿に比べて、内心は生の営みの繰り返しに対して、賢く、自分の分をわきまえて育っていることを表しているのかもしれません。

悪い方向へ向かいそうになる思いは、頭の中で議論している限り、解決されることはありません。

実際に表に取り出し、白日のもとでしっかり見ることで、進むべき道が開けます。

レメディは問題を解決してはくれませんが、広い視野で落ち着いて臨むことができる状態をもたらし、無駄な思考を切り替え、建設的な方向に導くでしょう。

眠れぬ夜は、ホワイトチェストナットのレメディで、思考の壺を空にしてみましょう。

 

 

バッチ博士の言葉

自分の望まない考えや思い、主張が自分の頭に入ってくることを阻止できない人のためのものです。普通それは、目の前の事柄に没頭できるほどの強い関心を持てない時におこります。

心配事がずっと頭から離れず、一時的に忘れることがあってもすぐに又、取り付かれます。心配事が頭から離れてもまた戻ってくることを繰り返すので、精神的な拷問にかけられているように感じます。

このように不快な考えが続くことで、心の安らぎを得ることができず、仕事に支障をきたし、日々が楽しくなくなります。

『トウェルブヒーラーとその他のレメディ』エドワード・バッチ(1936)
『バッチ博士の遺産』所収(2012)バッチホリスティック研究会・訳・刊

京ヶ島弥生 のプロフィール

京ヶ島弥生

心身の健康のために、自分で自分のこころ、感情の状態に気づき、セルフヘルプでバランスを整えることができる「フラワーエッセンス/バッチフラワーレメディ」の活用を伝え続けている、海と空のブルーが大好きな自然療法家。


東京は下町生まれ、1998年に鎌倉・七里ガ浜に移住。

2001年から、アロマセラピー、バッチフラワーレメディ、ハーブセラピー、ホリスティックヘルスなどの自然療法分野で、講座やイベントの開催、個人から企業までのコンサルテーション、商品の販売など、東京、横浜、鎌倉で場所・ジャンルを問わず活動。


東京でのハードなビジネスマン生活20年、大学教員15年、ワーキングマザー30年、介護施設での高齢者ケア、災害ボランティアなども経験。

こうしたバックグラウンドにより、子供から大人、ご高齢の方、男性女性問わず、どなたのご相談にもお応えできるプロフェッショナルなフラワー&アロマセラピスト。



○バッチ財団登録プラクティショナー・バッチ国際教育プログラム認定講師

○IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)認定アロマセラピスト

○日本ホリスティック医学協会認定生活習慣病予防指導士・ホリスティックヘルス塾インストラクター
○
有限会社フロスヴィータ 代表取締役


ホームページ→ http://www.flosvita.co.jp
Facebook→ https://www.facebook.com/flosvita/


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