ワタシを活かせる仕事と出会おう!③『私らしく生きるための東洋の智慧(連載第二十二回)』

2022.5.27

  • twittertwitter
  • facebookfacebook
  • lineline

城戸亜輝子 ( Kwan-Yin クワンイン オーナーセラピスト )

リラクゼーションサロンでリフレクソロジー、整体、ロミロミなどのべ7,000人以上のボディケアを担当。またオーラソーマの探求をスタートし「Kwan-Yin クワンイン」をオープン。現在は新たに四柱推命や陰陽五行を取り入れたメニューを提供中。

まずはライクワークを見つけよう

私たちの人生と切っても切り離せない【仕事】をテーマに、過去3回にわたって四柱推命の観点からお伝えしてきました。

 

自分を活かせる仕事に出会いたいと願うとき、それは「私らしさ」を見つめ直すキッカケとなります。

 

基本命(私たち一人ひとりが生まれもった命式)の日干は、自分自身のエッセンシャルな本質を表します。

そして、仕事においてはライクワーク、つまり”好きな仕事”を象徴します。

 

「自分らしさって何?」「好きなものが分からない…」

現代は仕事の幅が広がり自由に選びやすくなった反面、情報過多で外側からの声がたくさん流れ込むため、そのように感じていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

私らしさの核となる日干が、向いている仕事・好きな仕事を思い出すヒントとなってくれますように。

それでは、まずご自身の日干を下記の干支カレンダーにて調べてみましょう。

こちらのサイトにある【日干支】の最初の一文字目が、みなさんの日干にあたります。

 

日干が木行である「甲(こうぼく・きのえ)」「乙(おつぼく・きのと)」の方は第二十回コラムを、火行の「丙(へいか・ひのえ)」「丁(ていか・ひのと)」または土行の「戊(ぼど・つちのえ)」「己(きど・つちのと)」の方は、前回のコラムをご覧ください。

ワタシを活かせる仕事と出会おう!『私らしく生きるための東洋の智慧(連載第二十回)』

ワタシを活かせる仕事と出会おう!②『私らしく生きるための東洋の智慧(連載第二十一回)』

 

 

 

日干が【庚(こうきん・かのえ)】の方

刀や斧など、無骨で大きな刃物を象徴する庚。

その質を日干にもつ庚さんは、どれだけ鍛えられる環境で育ってきたのかカギになります。

 

刀は何度も熱い火に溶かされ形成されながら、質の高い刀へと姿を変えていきます。

尊敬できる上司や師と呼べる人に恵まれてきた人、困難に立ち向かう経験を積んできた人…そんな風に自分自身に成長の機会を与えてこれたかどうかが、日干庚さんにとっては重要なのです。

 

このことから、若い頃はなるべく鍛えられる環境に身を置き、歳を重ねてリーダー的立場に就くという大器晩成であることが望ましいといわれます。

 

庚さんは合理的で論理的、白黒ハッキリしている人が多く、正義感に溢れています。

それをいかに仕事や役務に活かせるかがポイント。

 

自分がやりたいこと以上に、役割を与えられることで俄然力を発揮しますので、大切な誰かのため、社会や弱者のために働ける職種も良いでしょう。

 

過去に固執せず、今できることに全力投球。

そんな力強さをもっていますので、ピンチをチャンスに変えていくような仕事、古いものを改革する仕事が向いています。

 

逆境に強くスピード感のある庚さんは、時代の変化にも立ち向かっていけるでしょう。

創業者としての素質もありますが、誰かの事業や仕事を引き継ぐ場合も、今の時代にあった最善の形に変えていく役割を担うこと。

集団で何かをやるのは得意ではありませんので、一人で決断・行動できる裁量をもたせてもらえる職場を選ぶか、もしくはみんなを率いるリーダーとして活躍するのが良さそうです。

 

有名人では、マツコ・デラックスさんが日干庚。

鋭い着眼点と、姉御肌のようでいて誰とも群れないその在り方は、まさに庚さんですね。

 

日干が【辛(しんきん・かのと)】の方

辛は宝石であり、加工・洗練された金を表します。

宝石といえばキラキラと輝き、人を魅了するイメージが湧くのではないでしょうか。

 

そんなイメージの通り、日干辛さんにとって重要なのは「その仕事で輝けているか」。

その他大勢になることなく、自分にしかできない仕事に携わる、またはオリジナルを生み出していくことを目標としてみましょう。

ナンバーワンではなく、オンリーワンになるのです。

 

ミュージシャンの椎名林檎さんが日干辛なのですが、デビュー当時から現在に至るまで、唯一無二の存在として活動されていますよね。

個性的でありながら多くのファンを魅了しているその在り方は、辛さんの目指す姿だなと思います。

 

辛さんは「人からどう見られているか」に敏感なので、ときに人と比べてしまうことも。

褒められたい、称賛を浴びたい、という想いも人一倍ありますが、それは宝石である辛さんにとって自然な心の動き。

 

プライドや自尊心も、振り回されて一喜一憂するものではなく、自分自身を磨いて成長するための原動力に変えていきましょう。

 

指示される立場であっても、言われたことをそのまま事務的に作業するのではなく、より良い形にするにはどうしたらいいかを常に考えて、自分の色をそこに吹き込んでいくこと。

 

そして、そのようなクリエイティビティを求められる職場を選ぶことが、辛さんがイキイキ働けるポイントともいえます。

 

短期集中型でもありますので、のんびりした職場よりもスピード感のある環境を。

新しい学びやスキルをインプットしたら、どんどんアウトプットして質を高めていきましょう。

 

辛さんは輝いて注目を浴びてこそ。

今に留まることなく成長し続けられる職場、自分の個性を生かしてそこで輝きたいと思える職種を、臆することなく選んでください。

 

日干が【壬(じんすい・みずのえ)】の方

海や大河のようにダイナミックに変化し続ける流動性と、懐の深さをもつ日干壬さん。

 

柔軟で受容的、そこにクールで知的な視点が加わり、表舞台ではなく誰かの参謀役やブレーンとして裏方で動く仕事が向いています。

 

水は五行の中でもっとも陰の質が強いということで、表からは見えない場所で力を発揮できるのですね。守秘義務のある職種もこなせます。

 

また人生経験が豊富な壬さんも多く、そこで培われた懐の深さを活かして、カウンセラーやセラピストとしても活躍できるでしょう。

 

水はどんな形にもその姿を変えることができます。

自分のやりたいことや価値観・意見に固執することなく、流れがやってきたらサーファーのように迷わずそこに乗ってみること。

流れが止まってしまっては、水は濁ってしまいます。

 

職場でもグループなどに所属したり組織に依存したりすることなく、変化を進んで受け容れていきましょう。

 

知的好奇心と自由な発想力を使って、自分でアレンジできる環境を選ぶこともポイント。

ゼロから何かを生み出すより、既存のものを改良していくことに長けていますので、そのような職種や企業もよいでしょう。

飽きっぽいのでルーティーンの続く仕事は避けて。

 

最先端のものに触れる仕事も、知的な刺激を受けることができるのでおすすめです。

 

日干壬の有名人で思い浮かぶのは宮沢りえさん。

ミステリアスでアーティスティックな印象は壬さんのイメージそのもの。

若い頃から清濁併せ吞むような経験をされたからこその魅力があるのでしょう。

 

そのように存在感のある壬さんですので、アートやクリエイティブなことに興味があるなら、スタイリストやデザイナー、美容の分野でも持ち前のセンスを活かすことができます。

 

日干が【癸(きすい・みずのと)】の方

十干はそれぞれの性質によって陰陽のバランスが異なりますが、その中でもっとも陰の気が強い癸。

 

陰とは「現実」や「形あるもの」「物質」を示します。

水蒸気が上空でグッと冷やされて氷の結晶となり、それが雨粒となって降ってくる。

癸とは雨を象徴していますが、そのメカニズムで陰の質がイメージできるかと思います。

 

そんな日干癸さんには、地に足の着いた現実的な仕事がおすすめ。

 

知的で伝統的なものと縁がありますので、何かしらの専門分野や日本の伝統文化に関わる仕事で活躍される方も多いです。

細やかさを活かして、ものづくりに携わったり作品を発表したりと、目に見える形で成果を残せる分野がよいでしょう。

 

また「涓滴(けんてき)岩を穿(うが)つ」という故事成語のように、「小さな努力を続けて大きなことを成し遂げる」ということを体現できるのが癸さん。

 

どんな仕事であれスロースターターで最初は思うように上手くいかないかもしれませんが、粘り強さでしっかりと結果を出せます。

ですので、すぐに諦めることなく継続することを大切にしてくださいね。

 

有名人ではタモリさんが日干癸。

タモリさんの経歴を見てみると、若い頃は紆余曲折に様々な職業を渡り歩き、遅咲きながら一気にお茶の間のスターへと変貌を遂げられています。

 

しかも知識豊富で、現在それを活かして活躍されているお姿は、一見無駄に見える寄り道のような経験さえも結果への伏線やプロセスとなるという、癸さんの質そのもの。

 

水ですから流れる道筋を作ってあげること、つまり、目標や進む方向性を決めておくことはとても重要ですが、どんな経験も自分を導いてくれていると思い、コツコツと仕事を続けていきましょう。

きっと行き着く先に、大きな実りが。

 

方向性を示してくれる人、メンターや師匠と呼べる人を見つけることも、自分に合った道を見出すカギとなります。

城戸亜輝子 のプロフィール

城戸亜輝子

会社員時代、セルフケアのために学んだアロマテラピーの奥深い世界に魅了され、本格的にアロマセラピストの道へ進むことを決意。

2008年から約5年間、福岡市内のリラクゼーションサロンにてリフレクソロジーや整体、ロミロミなどを通し、のべ7,000人以上のお客様のボディケアを担当。

その後、自分の今後を悩み始めたタイミングで、イギリス発祥のオーラソーマ®と再会。サロンの店長として日々奮闘する傍ら、オーラソーマの探求をスタートする。

より自分らしい生き方へとシフトさせてくれたオーラソーマの魅力、そして、体だけでなく心をケアすることの大切さをもっと伝えていきたいと、2013年5月【Kwan-Yin クワンイン】をオープン。

5周年を迎えた2018年5月、結婚という転機を迎えて自宅サロンとして再出発。

「心身両面、そして魂からの歓びと幸せをサポートする」という想いは変わらず、新たに四柱推命や陰陽五行を取り入れたメニューを提供中。


ホームページ→ https://www.kwan-yin.jp


おすすめ関連記事

2022 02/16

2022年 壬寅年の日干別メッセージ『私らしく生きるための東洋の智慧(連載第十九回)』