最古の医学アーユルヴェーダが現代に必要な理由『第六感が目覚めるホリスティックライフ(第1回)』

2023.5.19

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UCA(ユウカ) ( ヨガインストラクター / スパイス・中医学1級アドバイザー )

ヨガインストラクター、スパイス・中医学1級アドバイザー。第六感を使ったホリスティックなアプローチから五感を整えるアーユルヴェーダやヨガそして食養生をテーマに“昨日より今日を生きやすくする”方法を発信。

初めまして!

ヨガインストラクター、スパイス・中医学1級アドバイザーのUCA(ユウカ)です。

皆さんは、ホリスティック療法をご存知でしょうか?

わたしは、ホリスティック療法に出会って、体とマインドは好転し、そして第六感が芽生えました。

以来、自身の経験や知識を活かし、ヨガ・アーユルヴェーダ・中医学、そして先代から継ぐ巫女式セッションを融合しホリスティックにウェルネスを発信する活動を行なっています。

ホリスティック療法の最大の特徴は不調の原因を体の症状だけでなく、魂やマインドからも読み取りケアすることです。

医者や薬に頼ることもときには必要なことですが、ホリスティック治療では自分の治癒力や免疫力を高めることを優先し、不調の改善を目指します。

症状が出てからクリニックなど医療機関へ行き、処方された薬を飲み治す「対処療法」が、ごく一般的です。誰しもが体や心の不調を未然に防げることが理想ではないでしょうか。

皆さんは健康のために、日常から意識し行っていることはありますか?

ステイホーム中にブームとなったおうちエクササイズやヨガ、グルテンフリーや低糖質などの食事管理など、現代では様々な健康法やダイエットなどの情報が溢れていますね。

ハッシュタグで #ダイエット と検索すると約61万件。

私も以前はダイエット脳で常にカロリー計算や最新のダイエット方法を片っ端から試しては失敗を繰り返す日々でした。

体重と一緒に精神もすり減り、イライラしたり生理不順になってしまったり、健康を意識すればするほど本来の健康とはかけ離れてしまいます。

SNSなどから仕入れた話題のダイエットなどに疲れきってしまった、そんなときに出会ったのがホリスティック療法です。

 

アーユルヴェーダの起源とは?

今回はホリスティック療法の一つである、アーユルヴェーダについて紹介してまいりましょう。

Ayurveda」とはサンスクリット語の「Ayus(アーユス)=生命 」と「Veda(ヴェーダ)=知恵・科学」を組み合わせた複合語で、“生きる知恵”として訳されています。

人が健康に生きるためのたくさんの叡智が詰め込まれてい流のです。ここでいう健康は体だけではなく心や魂、感覚器官の4つ全てが正常で健康な状態であることを述べています。

健康に生きるためにアーユルヴェーダでは食事法、運動法、治療施術法、占星術と色々なメソッドが存在します。

では、その最古の医学アーユルヴェーダは一体どのようにして伝わったのでしょうか?(※アーユルヴェーダの起源はいくつかの説が存在します)

約5000年前のインドでは当時、感染症が爆発的に流行し、多くの感染者や死者をだし、人々が苦しみました。

そんなときに、チャラカ、スシュルタ、バーグバタ、ダンヴァンタリ、アートレーヤという5人のリシ(マハリシ)と呼ばれる聖者達が集まり、ヒマラヤ山の麓で瞑想による宇宙との交信をはじめ、インドラ神から受け取り伝わったもの。それがアーユルヴェーダの始まりでした。

リシ『ヴェーダ聖典』を感得した仙人、行者、聖仙の意味。マハは「偉大な...」を意味することから、マハリシでは偉大な仙人の意味となる。

チャラカ、スシュルタ、バーグバタは、後にインド古典医学の「三医聖」に数えられる。

日本神話の伊弉諾と伊弉冉のようにインドでも始まりの神が存在します。

全ての始まりの創造神ブラフマーが「健康的に生きる方法」をインドラに伝え、それをインドラがリシ達に伝えました。

そしてリシや弟子達が残した数冊の書物が現在の医学や薬学のベースとなり発展し、それに続き世界三大伝統医学である中医学(薬膳)、ユナニ医学(アロマテラピー)が誕生したのです。

 

キッチンファーマシーの必要性

とってもドラマティックでスピリチュアルなストーリーですが、私は近年たくさんの人々を苦しめている感染症流行の経緯に似ているなと感じました。

もちろん当時は、今のようにワクチンや薬や医学的なものは全くありません。では、どのようにして人々は感染症を乗り越えたのでしょうか?

その方法は、神から伝えられた“生きる知恵”であるアーユルヴェーダを取り入れたことです。

自身の免疫力や治癒力を向上させることを意識した日常生活を送り、自然のスパイスやハーブを用いた食事などを徹底し行ったからでしょう。

例えば、最も大切にされている食事法では季節や食事の時間で食べ物も変わりますし、体やメンタルに不調が出たら症状に合ったハーブやスパイスを普段の食事に取り入れます。

これをインドではキッチンファーマシー(台所薬局)と呼び、クリニックや薬には頼らずお母さんが家族の健康を管理します。

 

これからの時代の過ごし方

新型コロナウイルスのようにこれからも新しいウイルスや、人々を苦しめる病が突然発生したり、新しい過度なダイエットが流行するかもしれません。

こうした今こそ原点回帰です。

自然界との調和を大切に、自身の免疫力や治癒力を上げるアーユルヴェティックなライフスタイルにシフトしていくタイミングが来たように思います。

私が実際に試し、心や体にいい影響を与えてくれたアーユルヴェーダを次回はより詳しく紐解いていきます。

第六感が目覚めるホリスティックライフ

" 今より少しだけ丁寧に自分を労り、向き合い、そして今日より明日を生きやすくする" をテーマに。

「ヘルス」と「スピリチュアル」の2つの視点でネットや本では載っていない方法をご紹介してまいります。

どうぞ、お楽しみに!

UCA(ユウカ) のプロフィール

UCA(ユウカ)

自身の自然治癒力や免疫力を高め、健康を目指す「ホリスティック療法」

体、心、魂、感覚器官の4つ全てのバランスを整え、不調の改善のお手伝いを致します。また、私自身が日々実践していることや取り入れていることなどを交えながら、今日より明日を生きやすくするライフスタイルへと導きます。

コンセプトは、食事・睡眠・運動のトータルでウェルネスを伝えていくこと。

現在はヨガインストラクターとして運動法、アーユルヴェーダや薬膳、食事法や日常生活法、ハーブ療法などをメインとした治療施術法、占星術法などを通して活動中。

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