2019.12.23
水晶から作られる楽器・クリスタルボウルのYouTubeを楽しもう『神秘へ誘う不思議な楽器「クリスタルボウル」の世界(連載第5回)』

水晶から作られる不思議な楽器・クリスタルボウルの魅力をご紹介しているこの連載。
今回は、クリスタルボウルを手軽に体験できるYouTube動画についてご紹介させていただきます。
※クリスタルボウルについて、より詳しくはこちらも参照ください
クリスタルボウルのYouTube
YouTubeで「クリスタルボウル」と検索すると、たくさんの動画が見つかります。海外の方が演奏しているのを見たいときには、英語表記の「Crystal Singing Bowl」で検索するとよいでしょう。
手前味噌ですが、私もいろいろとYouTubeで動画を公開しています。私のYouTubeチャンネルはこちら。
奏者による違いについて
YouTubeで動画はたくさん見つかるのですが・・・クリスタルボウルは非常に歴史が浅い世界ということもあって、奏者によって使っているクリスタルボウルの種類や、演奏方法が大きく異なっています。
極端に言えば、私の演奏と、ほかの奏者さんの演奏はまったく違うものだったりします。
これは(クリスタルボウルの歴史が浅いこともあって)細かなジャンル分けが確立されていないからです。たとえば、「ギター」という種類の楽器には、フォークギターもあればエレキギターもあるし、フォークソングもあればロックもあって、きちんと区別されていますが、クリスタルボウルの場合は「クリスタルボウル」の一言だけで、まだ区別されていない状態なのです(今後の課題です)。
YouTubeであればいろいろ見ても無料ですし、たくさんの演奏に触れて、好みのものを見つけてみてください。
YouTubeの効果的な楽しみ方
YouTubeはパソコンやスマホで再生することが多いと思います。そのとき、イヤフォンやヘッドフォンを使うのではなく、スピーカーを使って、少し離れた距離から再生し、全身に音を浴びるようにして聞いてみていただけると、より効果が高まります。
しっかりと全身をクリスタルボウルの音で包み込む感じですね。
もし、少し離れた距離からスピーカーを使うのが困難な場合は、スマホを胸の上やオデコの上などに置くと、その部分へしっかりと音を届けられるようになります。
生演奏とYouTubeの違い
クリスタルボウルを実際に目の前で演奏する「生演奏」と、録音されたものをパソコンやスマホで再生する場合、体験としてもっとも違うのは「音に包まれる感じ」です。
生演奏であれば、その場に置いてあるクリスタルボウルの数(私の場合は5個を使うことが多いです)だけ、音が響いてきます。5個なら5カ所から音が出ているわけです。
録音されたものの場合、いくら高価なマイクで録音していても、再生時には左右ふたつのスピーカーや、イヤフォン・ヘッドフォンの両耳になってしまいますよね。そうなると、どうしても「音に包まれる感じ」は弱くなってしまいます。
では、YouTubeの動画だとクリスタルボウルの魅力はまったくなくなるのかというと、そんなことはありません。
これは、よい風景を実際に目で見るのと、写真で見るのとの違いに似ています。
実際に目で見るのであれば、風景の立体感や空気感をしっかり楽しめます。写真だと、そういう感じは少なくなってしまうけれど、それでも十分に楽しめますよね。
そして、写真であれば「いつでもどこでも楽しめる」とか、「好きなだけ見ていられる」という、実際のものとは別の楽しみ方ができます。
YouTubeも同じで、私は約3時間のクリスタルボウル動画を公開していますが・・・
実際の生演奏で3時間演奏するのは、演奏する方も、聞いていただく方も、なかなか大変でしょう。こういう「超長尺」の音を公開できるのは、YouTubeならではの魅力です(CDでもできないことです)。
生演奏には生演奏ならではの魅力があり、YouTubeにはYouTubeでしかできないことがあります。
チャクラに特化しただけの演奏や・・・
バイノーラルビートという考え方を盛り込んだ演奏も、ふだんの生演奏のときにはやらないことですね。
どちらも楽しんでいただけたら幸いです。
全国でイベントを開催していますので、お気軽にご参加くださいませ。
今後のイベントスケジュールはこちら。
Magali Luhan のプロフィール

00年代初頭から、古代のシャーマンや精神探求者が追い求めた世界を夢見て、さまざまな手法を用いて深い意識やヒーリングへのアプローチを行う。
そこで得られた体験とクリスタルボウルの体験が非常に近いことに衝撃を受け、2005年よりクリスタルボウルの活動をスタート。
毎月の定期イベントのほか、各種コラボやリトリート、完璧な暗やみ空間など、全国各地で年間100回を超す演奏を行う、旅するクリスタルボウル奏者。