腸の「弱り」をチェック
最近では「健康の要は腸だ!」ということが、多くの皆さんに知られるようになってきました。
免疫の元となる抗体が主に腸で作られているという事実があるからです。
腸の健康は身体の健康や免疫とも連動していることになるんですね。
では、ここで少しあなたの腸の弱りをチェックしてみたいと思います。
該当する箇所にチェックしてみて下さい。
腸の"弱り"チェック
□ガスが溜まって苦しい
□排便トラブル(便秘や下痢)で苦しんでいる
□便やオナラの臭いが臭すぎる!
□眠りが浅い、物音ですぐ起きてしまう、よく眠れない
□寝ても疲れが取れない
□生理不順、重い生理痛、辛い更年期障害
がある
□便秘薬や整腸剤、デトックス効果のお茶などを長い間服用している
□浮腫がひどい、顔や足がパンパンになってしまう
□ちょっとしたことでイライラしがち
□原因が無いのに急に落ち込むことがある
いかがですか?いくつチェックがついたでしょうか?
4つ以上チェックがついた方は、腸が弱っている可能性があります。
このチェック結果を踏まえて、自分でできる「セルフ腸律」を試してみましょう!
セルフ腸律ワンポイントレッスン
今回は簡単な「セルフ腸律」を皆さんが、ご自宅で出来るようにお教えしたいと思います。
腸を元気にするために腸律では、「腸に負担をかける原因を見つけて、それを外していく」ということをお伝えしています。
心と体は密接に結びついていると同時に、体と腸、心と腸も密接に連動しています。
体や心に何か異変を感じると、腸は敏感にそれを察知します。
腸の負担を減らしてあげられることで、体の負担も心の負担も楽になってきます。
そこで分かりやすく図で解説していきましょう
セルフ腸律は必ず寝た格好でやってくださいね!
先ずおへそを中心に、大きな時計と小さな時計をイメージしてください。
おヘソの上の方を12時の位置
おへその下の方を6時の位置
自分の左脇腹が3時の位置
自分の右脇腹が9時の位置
自律神経
まず、大きな時計の12時辺り。
腸律では、腸の中の自律神経が集中している場所だと考えています。
この辺りの固さがあると睡眠の質が落ちてしまいがちです。自律神経の中の交感神経が優位な状態が続いている証拠かもしれません。睡眠の質も免疫力と連動しています。
腎臓点
そして、小さな時計の3時と9時辺り。
ここを腸律では、腎臓点と呼んでいます。
こちらは水分が不足していると硬くなる場所です。
感情では「恐怖・恐れ」が溜まる箇所でもあります。
精神的に何かに追い詰められていると硬くなることがあります。
毎日の新たな感染者情報や、マスクが入手しづらかったり、日々悪化する経済のニュースを目の当たりにするなど、私たちは頭で考えているよりもずっと、腸に大きな負担が掛かっていることが多いのです。
この大きな時計の12時の場所も、小さな時計の3時と9時の場所も、
手を当てて温めてあげるだけでもいいですが、ゆっくりと揺らすようにさすってあげると効果的です。
手の形は親指を除いた4本の指を重ねます。
その時は利き手が上になります。
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そしてゆっくりと10回ずつ左右に揺らしていきます。張りのある方は大き目にゆっくりと揺らすといいでしょう。
そこで注意することは、決して強く押してはいけません。指を立てて突くこともしてはいけません。
優しく頭を撫でるような感覚、腸を揺らすようなイメージでやってみてください。
腸に自分の手の温もりがジンワリと伝わってくると、腸は緩み始め動き出します。
緊張点
そして今度は大きな時計の2時、3時、4時くらいの場所。
そこは、腸律で緊張点と呼んでいます。
この部分はストレスや緊張を感じると細くなってしまう場所です。人見知りの方や気を使いすぎる人なども、この部分の細さと固さがあります。
緊張点と自律神経も深く連動しています。
緊張点が緩むと、自律神経も副交感神経が優位になりやすいです。
この場所のほぐし方は
親指でゆっくりと脇腹を押していきます。大体2センチくらい沈む程度です。強く押しすぎてはいけません。
息を吐く時にゆっくりと親指を身体の方へ押し、そのまま3回から5回呼吸をゆっくりとします。そして息を吸う時に、呼吸に合わせてゆっくりと指を外していきます。押す場所を少しずつずらしながら3箇所から4箇所同じように押してあげてください。
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力加減、呼吸、指の位置などコツを掴めてくると、この場所からギュルギュルーと音と共に内容物が流れる感覚が掴めます。ゆったりとした気持ちでやってみてくださいね。
今回は腸の中の自律神経、緊張点、そして腎臓点のほぐし方をお教えしました。
このくらいの力でいいのかな?
この場所でいいのかな?
もっと、ちゃんとセルフ腸律やってみたいな!
という方は是非一度、腸律サロンセラピーエまで足を運んでみてくださいね。
皆様のお越しをお待ちしております。